考察
私たちが資産の買い増しや乗り換え、損切りを行うとき認知バイアスがかかり正常な判断ができなく事があります。 これは無意識化で起こり意識しないと気づかない厄介なものなので、今回は認知バイアスについて紹介します。 認知バイアスとは 認知バイアスとは…
米国で発生したシリコンバレー銀行の経営破綻から欧米を中心に金融銘柄の下落が目立ち、市場は暗い雰囲気に包まれています。 こういった相場ではゴールドや債券などディフェンシブな資産が注目されますが、今回は個人的な趣味で連続増配株の強さについて書い…
※この記事では昆虫食に関する話題が含まれます。 最近は「余計なものは入れない」事でお馴染みの製パン大手の会社がコオロギを粉末状にしたものを練り込んだ商品を発売したり、給食でコオロギ食材が提供された例があるなど昆虫食の市場は日々拡大しています…
ここ数年でTCG(トレーディングカードゲーム)の市場は膨らんでいて、過去の大会優勝時に貰えるカードや限定配布のカードの高騰が目立っています。 今回はTCGを投資(投機)商品として見た時の今後について考えていきます。 TCGとは TCGとは各プレイヤーが集めた…
この世界には無数の投資商品がありますが、中には元本保証で高利回りを出せると宣伝している商品もあります。 ただそういった商品は存在できない理由があるので、今日はその理由を見ていきましょう。 元本保証とは 元本保証とは運用期間全てにおいて元本が割…
個別株を評価する時様々な指標が発明されていて、特に割安株を探す際はPBR(株価純資産倍率)がよく使われます。 PBRも単体で万能な指標ではありませんが、知っていると参考になる事が多いので今回はPBRの使い方を見ていきましょう。 PBRの概要 PBR(株価純資産…
1月31日に大手回転寿司チェーンの店内で悪質なイタズラを行った映像を動画サイトに投稿するという迷惑行為が発生し、1日で株価が5%近く下落するという大変な事態となりました。 外食サービス業は身近な業種で株主優待を実施する企業も多くある事から個人投資…
世の中には投資商品は無数にあり、各投資家の目的や取れるリスクによって最適な資産は変わります。 ただ中には誰のために存在しているか分からない様な商品があるので、今回は長期投資の目線で見た時どんな商品があるのか見ていきましょう。 ①ハイイールド債…
投資の世界では様々な投資商品が生まれては消えていて、過去には美術品や時計、奇石、チューリップや万年青のような花が投資(投機)対象になった事もありました。 ただ、王道の投資商品として生き残ったものは株や債券、ゴールドなど少数で、これまで人類が扱…
UNIQLOやGUを展開するアパレル大手ファーストリテイリングが従業員の大幅な給与引き上げを表明し、特に初任給が30万円に達したという事が界隈で注目を集めました。 今回は日本で初任給が殆どの会社で横並びになっている理由と、ファーストリテイリングのよう…
2021年頃から海運株の勢いが強く、去年の配当利回りランキングを見るといつも大手の海運株が上位を独占するという状況が続いていました。 ただ海運株には特有のリスクがあり、明らかに高配当株の中でも上級者〜プロ向けの投資先です。 今回はそんな海運株の…
今年は複数の理由で景気が下向くと予想されますが、景気や株価は様々なものの影響を受けるので誰も完全に予想できません。 今回は新初めという事で、願望に近いですが今年の経済が上向く要素について考えていきましょう。 ①穏便にインフレ問題が解決する 去…
皆さまあけましておめでとうございます。 本年も投資方針を考える事から始めていきます。 2023年の投資方針 ①日本株やAGGを売ってVIGの割合を増やす ②年末に資産の4%程度を出金する 今年は不安定な相場になる事が予想されますが、去年末のように円高ドル安に…
今年は急激なインフレを抑えるために各国が金利を引き上げるなど、幾つかの要因によって配合株の多くが属するバリュー株が優位に立ちました。 ただ、長期的な資産拡大を狙う場合は他の投資法が有利になるので、高配当や連続増配など配当株の注意点を見ていき…
これまでは積み立てNISAと一般NISAの1つの口座しか利用できませんでしたが、2024年から2つの口座を使って投資できるようになります。 今回は新しいNISAの変更点と2つの口座を併用する時一般NISAに当たる口座の活用方法について考えていきましょう。 なお実…
個別株を評価するための指標として収益性や財務健全性、流動比率などがあり人によって重視する項目が異なり、また指標以外にも評価基準になり得る要素があります。 今回は数字に表れない企業の評価基準について考えていきましょう。 ①コンプライアンス意識 …
米国には著名な投資家が数多くいますが、一般人で億万長者になった方の例としてロナルドリード氏がよく話題に挙がります。 彼は少ない給与ながら質素倹約と堅実な株式投資により8000万ドルの遺産を残した事で知られています。 人の生き方からは学ぶ事が多く…
日本の政策金利は2000年頃から非常に低い水準で推移していて、最近ではゼロ金利やマイナス金利と呼ばれる状態になっています。 景気を活性化させようとしてから20年も経ってしまったという異常事態で、色々な弊害が出始めています。 今回はゼロ金利が続いた…
私達が普段投資をする中で、一時の感情に任せて取引をする場面があるかもしれませんが、最初の計画にない行動はどんな分野でも失敗に繋がる事が多いです。 今回は人のどんな本能や性質が資産運用に悪影響を与えるか見ていきましょう。 ①コツコツドカンを繰り…
今年に入ってGAFAMと呼ばれる米国の巨大IT企業群が低迷していて、特にFacebookを運営しているMetaは株価が年初来で70%下落しています。 そうなると、GAFAMが多く含まれているS&P500指数も危ないような気がしますが、米国株は暴落相場や恐慌のような危機を何…
私たちが投資を行なっていると日々新しい投資商品が目に入り、特に相場が転換期を迎えるとついつい目移りしてしまいそうになります。 ただ、今持っているファンドを売って新しい商品を買うと幾つかのリスクを受け入れたりコストがかかるので、次で見ていきま…
日本ではバブル崩壊して以降経済は冷え込んでいて、失われし30年という不名誉な呼ばれ方をされています。 また給与水準も30年間で横ばいで各種税金を差し引いた手取りの金額はむしろ悪化している等、上がり目が全くと言っていいほどないのが現実です。 今回…
経済大国のアメリカには運用資産額が数百兆円クラスの資産運用会社が複数あり、近年はバンガード社とブラックロック社の間で経費率を下げる動きが目立っています。 今年で言うとバンガード社の債券ETFの1つBNDの運用資産がブラックロック社の債券ETFであるAG…
配当を出す企業の中には固定配当株と言って、毎年増配も減配もなく一定額を出し続ける企業があり、上手く利用できれば一定のメリットがあります。 今回はそんな固定配当株の魅力を書いていきます。 固定配当株とは 固定配当株という言葉にしっかりした定義は…
ドルベースで米国の株式市場を見ると弱気相場と言われる水準で推移していますが、同時に円安が進行したため日本から買う場合はそこまで割安感がありませんでした。 ただ、日銀が為替介入をした事で円安傾向の強かった為替相場に変化が出てきたので、今年の終…
今の投資環境でグロース(成長)株と聞くとGAFAを始めとする米国株や中国株が思い浮かび、一見成長の余地がありそうな発展途上国が思い浮かぶ方は少ないかと思います。 実際、以前にもBRICsやアフリカ諸国のように発展途上国や中進国が投資家に注目される事は…
日本株の大きな特徴である株式優待制度ですが、2019年をピークに取りやめる企業が多くなってきていて優待投資家にとっては向かい風となっています。 そこで今回は株式優待を取りやめる企業が増えている理由と対策について考えていきます。 株式優待が縮小・…
投資の情報を集める際様々なメディアや媒体が考えられますが、SNSを使えば多くの情報を簡単に得る事ができます。 ただSNSには特有のデメリットがあるので、今回はいくつかの問題点について書いていきます。 ①偏ったバイアスがかかる SNSで投資の情報を集めだ…
高配当株を買う戦略は色々あり、個人の考え方や保有期間の長さによって有力な手法は変わります。 今回は高配当の個別株を購入する時に逆張りで購入するメリットについて書いていきます。 逆張りについて 株式投資における逆張りとは相場環境やトレンドに逆ら…
現在インフレを抑え込むのに苦労しているアメリカですが、未だに多くの魅力があり自国以外で投資対象にする場合は外せない国です。 今回はそんなアメリカ経済の強みを考えていきます。 強み①あらゆる産業が強い アメリカはIT産業や電気機器、輸送用機器で世…