考察
麻雀は運が与える影響の大きいボードゲームですが、2〜3割は実力が介入する余地があり初心者でも上級者に勝てる余地がある絶妙なバランスが魅力です。 ただ個人の努力ではコントロールできない理不尽に襲われるなど投資にも通じる所があり、どの選択肢を選ん…
7月後半頃から全国的に米が不足しているという情報が出回り、現在でも米が手に入りにくい状況が続いていてプチ米騒動の様な状況になっています。 ただ93年の米騒動の時と異なり社会が大きく変化していて買い占め騒動が悪化しやすくなっているので、今回はそ…
ロシアがウクライナに侵攻以降ウクライナ軍は殆どの局面で防戦を強いられてきましたが、8月上旬からロシア本土へ越境攻撃を仕掛け戦局を覆す可能性が出てきました。 今回はウクライナの越境攻撃により政治・経済面でどのようなメリットがあるか考えていきま…
暴落相場がくると市場が恐慌状態に陥り多くの銘柄が割安価格になりますが、同じ様に株価が下落してもその後の回復局面で株価が戻るかどうかは同業種でも差があります。 それでも成長が期待されている小さな会社より大手の成熟企業は回復が早い傾向にあると考…
日本は世界一の長寿国として知られていて、日々新しい治療法の発見や医療器具の改良によりこれまで治らなかった病気が治るようになっているため未来ではより平均寿命が伸びる事が期待できます。 ただ医療技術が発達した事で患者の体が殆ど機能していなくても…
11月の米大統領選に向け両候補が政治経済や移民問題、軍事面で国民にアピールしていて、先日もトランプ氏の暗殺未遂事件が日本国内でも大きく報道されるなど注目度は日々高まっています。 政治面では様々な論点があり一概にどちらが良いという事は言えません…
コロナ禍以降、飲食店や小売店で深夜営業を取りやめる動きが増えてきていて、深夜営業の代表格である大手コンビニでも時短店舗が散見される様になりました。 利用者からすると不便になる面もありますが企業にとっては良い効果が沢山出るので、今回は深夜営業…
ネットやテレビのCMで通称「みんなで大家さん」と呼ばれる商品を販売していた都市綜研インベストファンド株式会社に対し、大阪府は30日間の業務停止命令を出し界隈で話題になりました。 今回は営業社の上記企業と販売代理店「みんなで大家さん(株)」の特徴と…
欧米諸国はロシアのウクライナ侵攻以降ウクライナへの支援をしていますが、国によって支援兵器の種類に制限をかけたり使用範囲の方針の足並みが揃わない状況が続いてきました。 現在では比較的充実した支援が再開しているものの、一時は米国の支援が止まった…
最近主にスマホで遊べるソーシャルゲームについて、大手ゲームメーカーが開発を中止したり、1年以内でサービスを終了する事例が増えてきました。 今回はソシャゲの人気がなくなった理由と今後の国内ゲーム会社について考えていきます。 ソシャゲが増えた背景…
ロシアはウクライナとの戦争の影響で外資が撤退し強力な経済制裁を受けながらも、全線で激しい戦闘を継続しています。 ただ今後数年間で様々な点で綻びが出ると考えられるので、今回は数年後のロシア経済に表れる厳しい状況について考えていきます。 戦時経…
現在の先進国の政策や芸能で急速に広がっている概念に「political correctness」(政治的妥当性)があり、社会の特定のグループに不快感を与えない様な表現方法が求められていて、例えば人種や性的性向、体型、民族的価値観などに配慮されます。 日本でも近年…
日本企業は低価格帯の接客業でもサービスの良さが評価されていますが、必要以上にサービスを行う過剰サービスの問題が発生しています。 今回は各社が過剰にサービスを行う弊害について考えていきます。 ①従業員の疲弊を招く 24時間営業の店舗など長時間労働…
中国は国家体制は社会主義の形をとりつつも資本主義の経済構造を一部取り入れる事で、飛躍的な成長を遂げてきました。 しかし上辺だけ取り入れた資本主義と急激な成長により様々な面で歪みが生まれていて、 共産党の方針が最優先される 中国は事実上の一党独…
かつての日本は製造業が強く家電や自動車、半導体などの分野で上位に位置していましたが、競合のアジア諸国が発展するにつれ日本の影は薄くなってきました。 そんななか1970年代頃から日本のアニメ漫画文化は海外でも知られ始め、現在では日本が文句なく世界…
ここ数日で中東の情勢が更に悪化し、エネルギー価格が上昇する事で幅広い業種に悪影響が出ると考えられます。 今回は外国の資源高の影響を受けにくいディフェンシブな業種について考えていきます。 ①紙・パルプ業 製紙業は原料に古紙を利用するケースがあり…
1970年の大阪万博は入場者数歴代2位の6400万人を記録し盛況でしたが、来年開催される万博はその半分以下の入場者数を見込んでいます。 時代が違うので単純比較はできないものの現代人は万博への興味がなくなってきているのは確かなので、今回は今の時代に万…
人類は20世紀に2度の世界大戦を行いましたが、その後は冷戦期に米ソの代理戦争など局所的な戦いがあったものの80年近く世界全体に広がる戦争を回避し続けてきました。 ただ人々の記憶から先の大戦の記憶が薄れ国連の常任理事国が過激な思想を持ち始めている…
世間では直球なネーミングセンスでお馴染みの製薬会社が注目されていますが、割安で有名企業の株が買えるといっても安易に飛びつくのは非常にリスクが高いのでお勧めできません。 今回は逆張り投資の使い所について考えていきます。 相場全体が下落している…
日銀が17年ぶりにマイナス金利を解除したので、今後は経済状況によって利上げに動く事もありそうです。 利上げにより金融経済から日常の生活に至るまで様々な影響がでますが、今回は高配当株の価値がどう変動するか考えていきましょう。 金利が引き上げられ…
北海道のニセコ町は美しい景観とスキーやラフティングを楽しめる観光地で、近年外国人客の増加もあり地域経済が盛り上がっています。 ただ地域経済が盛り上がった一方負の側面も見え隠れしているので、今回はニセコと同じ様な戦略をとった時の良い面と悪い面…
最近のCMやネット広告には新NISAを活用して投資を始めたばかりの方に別の資産を勧める動きが出ていますが、商品性を理解しないうちに投資してしまうと思わぬ危険に遭遇する可能性があります。 今回は資産運用会社や投資サービス会社が勧めてくるインデックス…
先月日経平均株価が過去最高値をバブル期以降初めて更新するという数年前では考えられない事が起こり、国内外で大きく報道されました。 今回は最高値更新により今後起こりうる良い変化について考えていきます。 ①インデックス投資の選択肢になる インデック…
現在は様々な動画共有プラットフォームが存在していますが、2010年頃のネット上ではYouTubeよりもN動画が幅を利かせていました。 ただ昔の栄光の見る影はなく、今のN動画は昔のマニアックな動画を懐かしんだりアニメの生放送を見たりセリーグのファンが横浜…
インドはアジア地域で高い成長を続ける有望株の1つで、現在の中国を超える経済大国になる可能性を秘めていて、最近ではインド株だけに投資できるインデックスファンドも注目されています。 ただ特有のカントリーリスクがあって経済成長を阻害している面もあ…
人口減少は多くの先進国が対策に苦しんでいる問題で、先進国では珍しく人口増加を続けていた米国であっても減少予測が出る事態になっています。 今回は各国の政府が莫大な資金を注ぎ込み少子化対策を行なっても結果が出ない理由を考えていきます。 ①価値観の…
円安とコロナ禍で旅行ができなかった反動もあり2023年には訪日外国人数が2000万人まで回復し、今年も多くの観光客の訪日が見込まれています。 今回はインバウンドの増加により日本経済にどんな良い影響があるか考えていきましょう。 ①習慣や文化を輸出できる…
一昔前はAIや機械の発達により軽作業を中心として仕事が消滅すると言われてきましたが、現在では生成AIによってこれまで安泰と思われてきた技術を要する仕事も消滅すると言われています。 今回はAIの発展により消滅したり省人化が進みそうな業種について見て…
バブル期の日本で不動産投資をしていた方に盲信されてきたのが土地神話で、これに振り回されて破産する方が相次ぎました。 今回は土地神話と今も信じられている他の神話について見ていきましょう。 土地神話とは 土地神話は土地の価格が常に上がり続けるとい…
政治経済に大きな影響を与えるのが国のトップを決める選挙ですが、2024年は多数の国で同時に選挙が行われる選挙イヤーとなっています。 今回は今年に行われる重要な海外の選挙を見ていきましょう。 ①中華民国総統選挙 今年の1月13日に台湾の総統と副総統を選…