考察
短期投資の中でもトップクラスに危険が大きいのがバイナリーオプションと呼ばれる取引で、殆どの先進国では金融商品として扱われていません。 ただ日本はバイナリーオプションが可能な数少ない先進国の1つで犠牲者が後を絶たないため、今回はその危険性につ…
借金は利子の分払う金額が増えるので多用するべきではなく、良い借金というものは経済資源を活かして手持ち金を増やすなど限られたケースしかありません。 ただお金を増やす目的以外でも良い借金はあるので、今回はその例を見ていきましょう。 ①インフレ率よ…
配当狙いの投資家だけでなく成長性も追求したい投資家にも人気なファンドの代表が連続増配ファンドで、特に米国は連続増配年数の長い企業が多いため米国の連続増配ファンドは特に高いパフォーマンスが期待できます。 ただ一見隙の無さそうな連続増配ファンド…
日本はバブルが崩壊して30年以上デフレが続いていたためすっかり節約思考になり、その思考が更に経済を鈍化させるという悪循環が続いていました。 ただ現在世界各国の中央銀行は急激なインフレを食い止めるために金融引き締めに動き、利上げを行うなど対応に…
コロナ禍以降、動画配信サービスなど魅力的なコンテンツをサブスクの形式で提供する会社が増え、定額で多くの作品を楽しめる様になりました。 ただ、サブスクは考えなしに色々利用すると意外と家計にダメージが入るので、今回はサブスクの利用にについて考え…
心理学にはマズローの欲求5段階説という概念があり、人間が持つ欲求を5つの階層に分けて説明する事ができます。 ただ金銭的な面で見ると階層によって大きく違うので、今回は特にお金がかかる欲求がどんなものがあるか見ていきましょう。 マズローの欲求5段階…
日本ではここ数年で金融商品への投資を行う方が増えていますが、初心者の方や扱ったことの無い資産に投資する場合などトラブルが発生するケースがあります。 今回は実際に金融庁や公的な相談センターに寄せられた相談の中からよくある事例を紹介していきます…
投資信託の中には1本買うだけで複数の資産に投資できるバランスファンドと呼ばれるファンドがあり、手軽に分散投資ができる事が特徴です。 ただバランスファンドはいくつかの問題があり、それへの投資が最適という人はなかなか居ないので、今回はその理由を…
高配当株投資をする時は、値上がり益を狙う様な他の投資と比べて重視するべき指標が異なる場合があります。 今回は、高ければ嬉しいものの最優先で重視しなくて良い指標について考えていきます。 高配当株に求められる要素 高配当株を選ぶ際は安定して配当を…
麻雀を題材にした作品によくモデルとして登場する代表的な人物が桜井章一氏で、彼が活躍した時代は今から半世紀ほど昔ですが麻雀を通して数々の教訓を残してきました。 麻雀は不確定な情報から押し引きの判断を冷静に見極める必要がある競技なので、その考え…
集団心理のパニック具体例として1973年のトイレットペーパー買い占め騒動があり、当時の映像はオイルショックを象徴するものとなっています。 今回はこの騒動が拡大した原因について見ていきましょう。 ①デマの発生 第四次中東戦争により引き起こされたオイ…
投資詐欺の中でも長い歴史を持つものにポンジスキームがあり、歴代の詐欺師達は様々な商材を利用して人々を騙してきました。 ポンジスキームに使われる商材は人々が注目を集めるものなら何でも良く、その種類は未公開株や超高利回りファンド、仮想通貨など多…
中国は国内では社会主義と主張しつつも実際は資本主義の経済制度を取る特殊な国ですが、景気が苦しくなった際は強権的な対策や要請を行う事があります。 今回は他の資本主義国では倫理観に問題があると取られかねない中国特有の市場介入について見ていきまし…
株式を評価する指標として自己資本比率やROE、流動比率など無数にありますが、通常発行済み株式数はあまり気にする事はありません。 ただ発行済み株式数が極端に少ない株は特有の魅力があるので、今回はそのメリットについて書いていきます。 ① 他の銘柄と異…
歴史の出来事から学べる事は多く、過去の人の失敗を学ぶ事で同じ原因の失敗を避ける事ができます。 今回は終戦の日が近いという事で、第二次大戦時の旧日本軍の失敗から学べる事を見ていきましょう。 ①1つの方法に固執する 旧日本軍が敗れた原因の1つが作…
日本に住む方全員に関係のあるお金の話題に国民年金があり原則として加入することになっています。 今回は国民年金を金融商品として見た時、どのような特徴があり他の資産とどう違うか見ていきましょう。 資産としての国民年金の概要 投資期間:40年 投資総額…
世間ではB社の保険金不正請求問題を発端とする各種の不祥事のニュースで溢れていますが、不祥事による会社のイメージダウンは時に経営破綻に追い込む程の威力になり得ます。 今回は現代社会で不祥事を起こした企業が立ち直りにくい理由について紹介します。 …
新型コロナウィルス感染症は日本人の生活様式に大きく影響を与え、同時に投資家の判断基準にも大きく影響を与えました。 今回はコロナ禍で投資家が思い知らされた現実について見ていきましょう。 ①全ての場面で安全な業種はない コロナ禍でマスク着用が義務…
投資は余剰資金で行うのは当たり前ですが、歳を重ねるにつれ「余剰」の意味合いが変わってきます。 今回は人生の各段階で何が余剰にあたるのかについて考えていきましょう。 若年層の余剰資金 年齢が若い内は金から価値を引き出す事ができるため支出の割合が…
高配当株から受け取った配当金の使い道は自由で、投資の目的や目標にしている資産規模によって使い方が決められます。 配当金の扱いは個人個人で投資前に決めてられているとは思いますが、今回は配当金を使い切る考え方について紹介していきます。 ①配当再投…
世界的な投資家ウォーレン・バフェット氏が日本株について言及した途端日本株が注目されたように、彼の行動は投資の世界に多大な影響を与えていて、中には彼の動きを真似て投資する投資家もいます。 ただ唸るほどの資金以外にも彼は他の投資家と根本的に違う…
日本は世界有数の長寿企業が多い国で、特に高配当株を選考する際は長寿企業が候補になる場合があります。 ただ長寿企業は若い企業と違う点があるため、今回は長寿企業へ投資する際の注意点を見ていきましょう。 ①ゾンビ企業になる場合がある 長寿企業の中に…
証券会社といえばネット型という認識が広がっていて、SBIや楽天などネット型の証券会社が若い世代を中心に支持を集め成長してきました。 一方、昔ながらの対面型の証券会社は手数料の高さや注文の手間がかかるという事から、特に今から投資を始める方にはあ…
ある国では巧妙な方法で税金の引き上げる事で顰蹙を買う事がありますが、そのやり方は企業の営業活動やサービスを提供する際に使われている事があります。 今回は国や企業が行なっている上手くお金を吸い上げる手法について見ていきましょう。 ①小さく始めて…
高配当株と言えば建設業や銀行、商社、通信系の会社が有名で、個別株だけで高配当株投資を行おうとするとこれらの会社に偏りがちになります。 今回は比較的マイナーながら良い高配当株がある業界について紹介していきます。 ①水産・農林業 ほどほどの高利回…
任天堂の看板キャラクターが主人公の映画が世界中で大ヒットしていますが、実は批評家の評価は高くなく観客との評価に大きな乖離があります。 現在米国製の映画やゲームでは原作に改変を加えて顰蹙を買うケースがあるなかで、シンプルな内容の映画で高い売り…
割安な銘柄を探すときにPBRという割安さを測る指標がよく用いられますが、日本株の場合PBRが1未満の企業が異常に多すぎたために今年に入って東証が改善要求をする場面もありました。 PBRの大小だけで企業の価値が決まるわけではありませんが、今回は日本企業…
市場の仮説の1つに効率的市場仮説というものがあり、市場平均を上回る投資成績を出す難しさを説明する時によく用いられます。 この市場は理論の上でのみ存在しているのですが、何が実際の市場は何が違うか考えていきましょう。 効率的市場仮説とは 企業が発…
SBI証券をメイン口座として使っている私ですが、最近楽天証券を開設したところ意外と使い道があったので、今回は楽天証券をサブ口座として開設するメリットを話していきます。 ①日経テレコンが無料で読める 私が楽天証券を開設した動機の9割がこの日経テレコ…
長く同じ銘柄を保有していると企業の成功や挫折の情報が目に入り、自然と思い入れが出てくる事もあるかと思います。 この思い入れが長期で株を保有するモチベーションになりメリットになる場合もありますが、誤った判断により大きな損失に繋がる場合もありま…