考察
ロシア政府はウクライナ侵攻以降戦時経済に突入しているうえ西側の制裁の効果もあり、国内の経済は縮小しルーブル安や急速なインフレ、そして高金利状態が続いています。 こんな状況であれば一般のロシア人も苦しいでしょうが、これから様々なことを学習し社…
日本のプロ野球のファンにとって最近良い選手が次々メジャーリーグに流出するのは少し寂しいかもしれませんが、高いレベルの環境で日本の選手が通用しているのを見ると勇気を貰えますしエンタメとして非常に優秀だと感じます。 特に今年のプレーオフでは日本…
日本には扶養の範囲内で働く方が所得税や社会保険料の支払いを免除される仕組みがありますが、年収が103万円を超えると所得税を、130万円を超えると社会保険料を支払う必要があります。 そしてそれぞれの年収ラインを年収の壁と呼び、例えば所得税を払いたく…
今月初めの大統領選でトランプ氏が勝利を収め、米国経済の活性化や外国に対する関税など様々な公約について期待が寄せられています。 一方でトランプ氏は以前からウクライナ戦争を早期に決着させるという主旨の発言をしていて、ウクライナにとって不利な停戦…
ロシアのウクライナ侵攻以降ロシア経済は徐々に弱体化し、インフレ問題やルーブルの価格の不安定さなど解決すべき課題が山積みになっています。 今回は1人の男の野心により発生したロシアの通貨が抱える問題や政策金利の調整など、ロシア中央銀行がおかれて…
日本の正社員は解雇規制により余程の問題を起こさない限り解雇するのが難しい状態になっていて、経営側の悩みの種になっている事から国も規制を緩和する議論が行われています。 今回は近い将来に起こりうる解雇規制を緩和するメリットを考えていきます。 ①生…
来年から東京都でカスタマーハラスメント(客から就業者に対する嫌がらせ)を防止する条例が施工され、今後他の地域でも広がる可能性があります。 今回はカスタマーハラスメント防止条例により社会に起こるメリットを考えていきます。 ①不要な客対応の減少 タ…
米国のワーナーブラザーズが運営しているディスカバリーチャンネルでは、多くのジャンルのドキュメンタリーを発信していて作り込みのクオリティの高さに定評があります。 今回はディカバーリーチャンネルでも有名なサバイバル番組で学べる事を紹介していきま…
外務省の海外安全ページでは、世界の国の渡航危険レベルを安全な白塗り(レベル0)のエリアから退避勧告を行う赤色(レベル4)のエリアまで色分けして表示されています。 この地図によると9月中旬時点で中国の渡航危険レベルは新疆ウイグル自治区とチベット自治…
ウクライナでの戦争では季節ごとに特徴があり、夏季では気温が高く地面が乾いているため戦車や装甲戦闘車両がスムーズに動けますが、春と秋にある泥濘期では作戦に支障がでるケースも増えてきます。 現在は夏季の終わりで今後泥濘期から厳寒期に移っていき、…
高配当銘柄は特定の業種にある程度偏っていて、例えば建築や商社、銀行の株は伝統的に高配当株投資家に好まれてきました。 ただ高配当株が多い業種でも変わった特徴があり扱いにくいグループがあるので、今回はクセの強い業種について見ていきます。 ①食品関…
麻雀は運が与える影響の大きいボードゲームですが、2〜3割は実力が介入する余地があり初心者でも上級者に勝てる余地がある絶妙なバランスが魅力です。 ただ個人の努力ではコントロールできない理不尽に襲われるなど投資にも通じる所があり、どの選択肢を選ん…
7月後半頃から全国的に米が不足しているという情報が出回り、現在でも米が手に入りにくい状況が続いていてプチ米騒動の様な状況になっています。 ただ93年の米騒動の時と異なり社会が大きく変化していて買い占め騒動が悪化しやすくなっているので、今回はそ…
ロシアがウクライナに侵攻以降ウクライナ軍は殆どの局面で防戦を強いられてきましたが、8月上旬からロシア本土へ越境攻撃を仕掛け戦局を覆す可能性が出てきました。 今回はウクライナの越境攻撃により政治・経済面でどのようなメリットがあるか考えていきま…
暴落相場がくると市場が恐慌状態に陥り多くの銘柄が割安価格になりますが、同じ様に株価が下落してもその後の回復局面で株価が戻るかどうかは同業種でも差があります。 それでも成長が期待されている小さな会社より大手の成熟企業は回復が早い傾向にあると考…
日本は世界一の長寿国として知られていて、日々新しい治療法の発見や医療器具の改良によりこれまで治らなかった病気が治るようになっているため未来ではより平均寿命が伸びる事が期待できます。 ただ医療技術が発達した事で患者の体が殆ど機能していなくても…
11月の米大統領選に向け両候補が政治経済や移民問題、軍事面で国民にアピールしていて、先日もトランプ氏の暗殺未遂事件が日本国内でも大きく報道されるなど注目度は日々高まっています。 政治面では様々な論点があり一概にどちらが良いという事は言えません…
コロナ禍以降、飲食店や小売店で深夜営業を取りやめる動きが増えてきていて、深夜営業の代表格である大手コンビニでも時短店舗が散見される様になりました。 利用者からすると不便になる面もありますが企業にとっては良い効果が沢山出るので、今回は深夜営業…
ネットやテレビのCMで通称「みんなで大家さん」と呼ばれる商品を販売していた都市綜研インベストファンド株式会社に対し、大阪府は30日間の業務停止命令を出し界隈で話題になりました。 今回は営業社の上記企業と販売代理店「みんなで大家さん(株)」の特徴と…
欧米諸国はロシアのウクライナ侵攻以降ウクライナへの支援をしていますが、国によって支援兵器の種類に制限をかけたり使用範囲の方針の足並みが揃わない状況が続いてきました。 現在では比較的充実した支援が再開しているものの、一時は米国の支援が止まった…
最近主にスマホで遊べるソーシャルゲームについて、大手ゲームメーカーが開発を中止したり、1年以内でサービスを終了する事例が増えてきました。 今回はソシャゲの人気がなくなった理由と今後の国内ゲーム会社について考えていきます。 ソシャゲが増えた背景…
ロシアはウクライナとの戦争の影響で外資が撤退し強力な経済制裁を受けながらも、全線で激しい戦闘を継続しています。 ただ今後数年間で様々な点で綻びが出ると考えられるので、今回は数年後のロシア経済に表れる厳しい状況について考えていきます。 戦時経…
現在の先進国の政策や芸能で急速に広がっている概念に「political correctness」(政治的妥当性)があり、社会の特定のグループに不快感を与えない様な表現方法が求められていて、例えば人種や性的性向、体型、民族的価値観などに配慮されます。 日本でも近年…
日本企業は低価格帯の接客業でもサービスの良さが評価されていますが、必要以上にサービスを行う過剰サービスの問題が発生しています。 今回は各社が過剰にサービスを行う弊害について考えていきます。 ①従業員の疲弊を招く 24時間営業の店舗など長時間労働…
中国は国家体制は社会主義の形をとりつつも資本主義の経済構造を一部取り入れる事で、飛躍的な成長を遂げてきました。 しかし上辺だけ取り入れた資本主義と急激な成長により様々な面で歪みが生まれていて、 共産党の方針が最優先される 中国は事実上の一党独…
かつての日本は製造業が強く家電や自動車、半導体などの分野で上位に位置していましたが、競合のアジア諸国が発展するにつれ日本の影は薄くなってきました。 そんななか1970年代頃から日本のアニメ漫画文化は海外でも知られ始め、現在では日本が文句なく世界…
ここ数日で中東の情勢が更に悪化し、エネルギー価格が上昇する事で幅広い業種に悪影響が出ると考えられます。 今回は外国の資源高の影響を受けにくいディフェンシブな業種について考えていきます。 ①紙・パルプ業 製紙業は原料に古紙を利用するケースがあり…
1970年の大阪万博は入場者数歴代2位の6400万人を記録し盛況でしたが、来年開催される万博はその半分以下の入場者数を見込んでいます。 時代が違うので単純比較はできないものの現代人は万博への興味がなくなってきているのは確かなので、今回は今の時代に万…
人類は20世紀に2度の世界大戦を行いましたが、その後は冷戦期に米ソの代理戦争など局所的な戦いがあったものの80年近く世界全体に広がる戦争を回避し続けてきました。 ただ人々の記憶から先の大戦の記憶が薄れ国連の常任理事国が過激な思想を持ち始めている…
世間では直球なネーミングセンスでお馴染みの製薬会社が注目されていますが、割安で有名企業の株が買えるといっても安易に飛びつくのは非常にリスクが高いのでお勧めできません。 今回は逆張り投資の使い所について考えていきます。 相場全体が下落している…