ネコート式のんびり長期投資

のんびりと高配当株に長期投資していきます

経済資源以外の良い借金について考える

借金は利子の分払う金額が増えるので多用するべきではなく、良い借金というものは経済資源を活かして手持ち金を増やすなど限られたケースしかありません。

 

ただお金を増やす目的以外でも良い借金はあるので、今回はその例を見ていきましょう。

①インフレ率より低い利率のローン

一般に時代を経る毎にインフレが進んで行くため、今から5年後のお金の価値は今より低くなる事が予想されます。

 

なのでインフレ率より極端に低いローンや手数料の安い分割払いをする事で、最終的に払う金額が高くなっても実質的に得をする事ができます。

 

この選択の注意点はデフレになるともし手数料がなくても逆に損をしてしまう点で、定期的にデフレに陥る国では利用機会が少ないかもしれませんね。

②学びに対する借金

現在多くの方が利用されているのが奨学金や学生ローンの様な学びに対する借金で、学ぶ事で自身の力を高めてくれますし一般に金利も低いので良い借金の要素が多くあります。

 

試験を伴う学校では知識や考え方の似通った方と出会う事ができるのが大きく、共に学んで成長したり遊んだ経験はその後の人生に大きく影響を与えるでしょう。

 

ただ遊び方面に傾き過ぎると学生時代に通風になるほど酒浸りになったり、麻雀を打ちすぎてやたらと小手返しだけが上手くなるなど悪影響だけが残る場合もあるため、学生の方には遊びは程々に楽しんで貰いたいですね。

③寿命が大きく延びる借金

これは個人個人の倫理観にもよりますが、大病で手術に大きな金がかかるなど残りの人生の長さに大きな影響が出る場合は、借金をしてでも命を繋いだ方が良い

場合が多いです。

 

人生は生きていないと観測する事はできず、もし大きな事を成し遂げられなくても未来の地球で起こる様々な事象を見る事ができればそれだけで価値があります。

 

特に現在は人生100年時代なので、今25歳前後の方は3世紀に跨って生きる事ができる可能性があるという現実は夢がありますね。

まとめ

不動産や事業投資の様なお金を生み出す借金以外の借金は殆んどお勧めできませんが、有効に利用する事で人生を豊かにしたり実質的に得をする事ができます。

 

いずれの場合でも借金をするのは不明瞭な未来に支出を先延ばしにする行為なので、未来の自分を困らせない様な選択をしたいですね。