ここでは、私が株を評価する時に重視する指標と目安になる値を紹介しています。
ROE/株主資本利益率
会社が、株主に出資してもらったお金をどれだけ上手に使って利益を生み出しているかを表すデータが、ROEです。株主が出資した額から見て、利益が大きければ、それだけ「利益を生み出す力(収益性)」が高いと言えます。
ROA/総利益利益率
株主に出資してもらったお金だけでなく、銀行から借り入れた分など(他人資本)も合わせた総資本をどれだけ上手に使って利益を生み出しているかを表すデータがROAです。
PBR/株価純資産倍率
PBRは株が1株当たり純資産の何倍まで買われているかを表す指標で現在の株価が企業の資産価値(解散価値)に対して割高か割安かを判断する目安として利用されます。PBRの数値は、低いほうが割安と判断されます。
PSR/株価売上高倍率
会社の株価時価総額を売上高で割ったものをPSRという。これも株価の割高・割安を判断する指標です。
自己資本比率比率
株主に出資してもらったお金を、総資本で割ったものを、自己資本比率といいます。
銀行などから借り入れた借金が多すぎる会社は、経営がずっと安泰とはいえません。逆に借金は少なくて、株主に出資してもらったお金が多い会社は、経営基盤がしっかりしていて、安定しやすいといえます。このような経営の安定度・健全度を判断するのが「自己資本比率」です。