2023-01-01から1年間の記事一覧
今回は鉄鋼向け耐火物大手のTYKについて調べてきました。 企業の概要 TYK(東京窯業)は高炉や電気炉の様な高温に耐えられるレンガやプラグなどを開発・提供している会社で、ファインセラミックスの扱いにも長けています。 人的体制に特徴があり耐火物の材料設…
現在の保有銘柄です。 厚生労働省が発表した10月の毎月勤労統計調査によると、物価の変動を考慮した実質賃金は2.3%減少したことがわかりました。 相変わらず賃金が上がっても物価の伸びに追いつけない状況が続いていて、さらにここ数日為替が不安定なうえ日…
現在の保有銘柄です。 政府は来年6月に実施する定額減税について、減税措置を受けられない非課税世帯のうち18歳以下の子どもがいる世帯には1人あたり5万円を軸に追加給付を行う調整に入りました。 物価が上昇していくなかで減税や給付が行われるのは良いと思…
現在の保有銘柄です。 今日は大麻草を原料とする医薬品の利用を認める改正大麻取締法が参院本会議で可決、成立し、同時に不正使用に対する罰則も明記されました。 使用可能になるのは大麻草を原料とする医薬品の中でも安全性と有効性が認められたものに限る…
現在の保有銘柄です。 総務省によると11月の東京都区部の消費者物価指数は生鮮食品を除く総合で106.0となり、前年同期比2.3%の上昇に抑えられました。 生鮮食品を除く食料品は前年同期比で6.4%と高い水準に留まったものの、政府のエネルギー価格抑制策と燃料…
現在の保有銘柄です。 非正規春闘実行委員会は2024年春闘の方針を発表し、10%以上のベースアップや正規・非正規の同一労働同一賃金を求めました。 現在では子どもが学校に行っている間にパートに出る方や副業と並行してバイトをする方など、様々な理由で非正…
参入障壁が高かったり競争優位性が高い技術を持つ企業を「経済の掘」を持つと言い、著名なバリュー株投資家も重視している概念として有名です。 今回は幾つか存在する掘のうち他社が多くの資金を投じても手に入らないタイプの掘について考えていきましょう。…
今回は不燃・耐火建材に強みを持つエーアンドエーマテリアルについて調べてきました。 企業の概要 エーアンドエーマテリアルは2000年に株式会社アスクと浅野スレートが合併してできた会社で、社名は両社の頭文字にちなみます。 最も得意にしているのは不燃ボ…
現在の保有銘柄です。 財務省が発表した7月〜9月期の法人企業統計調査によると、この期間の全産業の設備投資の増加率は3.4%増加したことがわかりました。 個別で見ると輸送用機械が+16.8%と大きく増加するなど製造業は好調でしたが、不動産がー20.3%と出遅…
現在の保有銘柄です。 経済産業省が発表した10月の鉱工業生産指数(速報)は104.6と前月比1.0%上昇し、一進一退の推移が続いています。 個別に好調だった業種を見るとこれまでの反動で電子部品や小型自動車やトラックの様な自動車工業が上昇に寄与しました。 …
現在の保有銘柄です。 今日はFRB内でタカ派として知られる理事が政策金利引き下げを示唆する様な発言をした事もあり、急激に円高が進み一時1ドル=146円台をつけました。 FRBはこれまでのハイペースな利上げにより順調にインフレ率を下げていきましたが、目…
現在の保有銘柄です。 厚生労働省が発表した令和5年賃金引き上げ実態に関する調査によると、今年賃金を引き上げた企業の割合は89.1%で、賃金改定を行わない企業も含めた平均引き上げ率は3.2%だった事がわかりました。 引き上げ率は同じ調査方法を採用し始め…
現在の保有銘柄です。 中国人民銀行と政府機関は共同声明で、民間企業への金融支援を強化し資金調達をサポートするため25の措置の概要を提示しました。 中国政府は苦しむ民間企業を助けるため支援策を次々に打ち出していて、今回は民間企業の不良債権に対す…
短期投資の中でもトップクラスに危険が大きいのがバイナリーオプションと呼ばれる取引で、殆どの先進国では金融商品として扱われていません。 ただ日本はバイナリーオプションが可能な数少ない先進国の1つで犠牲者が後を絶たないため、今回はその危険性につ…
今回は光ファイバーや電線に強みを持つフジクラについて調べてきました。 企業の概要 フジクラは日本の電線御三家(他は住友電工と古河電工)の1つで、日経平均株価の構成銘柄になっている事でも知られています。 国内シェア首位の光ファイバーは長距離伝送用…
現在の保有銘柄です。 総務省が発表した10月の消費者物価指数は、生鮮食品を除く総合で前年同期比2.9%の上昇となり、伸び率は前月から0.1ポイント上がりました。 10月は海外から輸入するエネルギー価格が落ち着いていましたが、同時に政府によるエネルギーに…
現在の保有銘柄です。 岸田総理は2025年の大阪万博の会場建設費が2350億円程度まで高騰している問題について、さらなる増額を認めない方針を示しました。 来年から次々にパビリオンを着工する予定ですが当初の予定より人件費や資材の高騰が見込まれている上…
現在の保有銘柄です。 政府が発表した11月の月例経済報告によると、国内の景気の総括判断をこれまでの「緩やかに回復している」に「一部に足踏みも見られる」という表現が付け加えられ下方修正されました。 14の個別項目の中では唯一設備投資の基調判断が引…
現在の保有銘柄です。 中国の大連万達集団(ワンダグループ)の不動産部門「万達地産国際」は、ドル建て社債の返済を1年延期する事を債権者に要請すると発表しました。 ワンダグループは中国有数の不動産王として知られている王健林氏が率いる巨大な複合企業で…
現在の保有銘柄です。 今日の衆院本会議で四半期報告書の廃止などを盛り込んだ改正金融商品取引法が可決、成立しました。 今回の改正で24年度から四半期報告書のうち第1と第3四半期の開示を決算短信に一本化したほか、金融リテラシーの向上のため「金融経済…
借金は利子の分払う金額が増えるので多用するべきではなく、良い借金というものは経済資源を活かして手持ち金を増やすなど限られたケースしかありません。 ただお金を増やす目的以外でも良い借金はあるので、今回はその例を見ていきましょう。 ①インフレ率よ…
今回はオフィス家具に強みを持つオカムラについて調べてきました。 企業の概要 オカムラは商業施設や医療機関で使用されるオフィス家具を製造する国内トップメーカーで、製造・販売から廃棄まで一社で請け負っています。 数ある商品の中でもオフィスチェアの…
現在の保有銘柄です。 岸田総理は訪問中のサンフランシスコで中国の習近平国家主席と会談し、経済問題や東シナ海情勢等について議論しました。 中国は日本の主要な貿易相手ですが、習氏は台湾統一を目指すなど近隣諸国との問題を抱えているため対中国外交に…
現在の保有銘柄です。 財務省が発表した貿易統計速報によると、10月の貿易収支は6625億円の赤字となり前年同月比で70%縮小しました。 海外でエネルギー資源の価格高騰が落ち着いた事もあり輸入額は12.5%減少した事が赤字縮小に大きく貢献し、輸出額も+1.2%…
現在の保有銘柄です。 内閣府によると今年7月から9月までのGDP(速報)は、物価変動の影響を除いた実質で前期比0.5%のマイナスとなりました。 7月〜9月期は民間需要が落ちこんだほか、企業の設備投資も遅れていたので3四半期ぶりのマイナス成長となってしまい…
現在の保有銘柄です。 外務省によると岸田総理はAPEC首脳会議等に参加するため、15日から19日までの日程で米サンフランシスコを訪れる事がわかりました。 APEC首脳会議には16〜17日の日程で参加し自由貿易やサプライチェーンの強靱化の用な重要課題について…
現在の保有銘柄です。 日銀が発表した10月の企業物価指数(速報)は前年同月比+0.8%の119.1と大幅に減速しました。 去年の年末は企業物価指数が10%程度だったので殆どの企業が急激なコスト上昇に苦しんでいましたが、今年に入って毎月落ち着いていき遂に2%を…
配当狙いの投資家だけでなく成長性も追求したい投資家にも人気なファンドの代表が連続増配ファンドで、特に米国は連続増配年数の長い企業が多いため米国の連続増配ファンドは特に高いパフォーマンスが期待できます。 ただ一見隙の無さそうな連続増配ファンド…
今回はAI画像処理システムに強みを持つパシフィックシステムについて調べてきました。 企業の概要 パシフィックシステムは太平洋セメント(旧秩父セメント)のシステム部が分離独立して誕生した会社で、その後いくつかの情報サービス業子会社を合併して様々な…
現在の保有銘柄です。 政府は13兆円規模の経済対策関係費を含む2023年度補正予算案を持ち回り閣議で決定しました。 これが成立すると高騰するエネルギー価格に対する支援策が24年4月末まで延期されるほか、国内の投資促進、円安を活かしたサプライチェーンの…