ネコート式のんびり長期投資

のんびりと高配当株に長期投資していきます

投資手法

逆張りが有効に働きやすい状況を考える

世間では直球なネーミングセンスでお馴染みの製薬会社が注目されていますが、割安で有名企業の株が買えるといっても安易に飛びつくのは非常にリスクが高いのでお勧めできません。 今回は逆張り投資の使い所について考えていきます。 相場全体が下落している…

カタログ優待について考える

オリックスのカタログ優待が今年で廃止になるので乗り換え先を考える必要がありますが、優待銘柄の中にはあまり指標が良くなく優待廃止リスクの高い銘柄もあるため注意が必要です。 ですので今回はカタログ優待の中でも比較的安全に投資できる銘柄を選んでき…

2024年の投資方針について

皆さまあけましておめでとうございます。 今年はこのブログを開設して5年という節目になりますが、変わらず投資方針から考えていきます。 今年の投資方針 ①米国の利下げに合わせてAGGを売却 ②優待廃止のオリックスの売却検討 今年は米国がインフレ問題解消に…

配当利回りが4%を超えると罠銘柄が増える理由

高配当株は普通の株より配当利回りが高い銘柄を指し、中には配当利回りが5%を超える様な銘柄もあります。 ただ利回りが高くなるにつれてクセが強いものが増えていき、大体配当利回りが4%を超えると一気に地雷の様な銘柄が増えていくので、今回はその理由を考…

バイナリーオプションの危険性について考える

短期投資の中でもトップクラスに危険が大きいのがバイナリーオプションと呼ばれる取引で、殆どの先進国では金融商品として扱われていません。 ただ日本はバイナリーオプションが可能な数少ない先進国の1つで犠牲者が後を絶たないため、今回はその危険性につ…

バランスファンドの商品性が微妙な理由

投資信託の中には1本買うだけで複数の資産に投資できるバランスファンドと呼ばれるファンドがあり、手軽に分散投資ができる事が特徴です。 ただバランスファンドはいくつかの問題があり、それへの投資が最適という人はなかなか居ないので、今回はその理由を…

投機に分類される長期運用について考える

資産運用には投機的運用と投資的運用がありリスクの大きさや投資期間によって分類されますが、単に投機というと短期のトレードというイメージがあるかもしれません。 ただ場合によっては長期保有しても投機に分類される商品があるので、どういうものか見てい…

債券の積み立ては万人向けでない理由

株式や投資信託の導入として積み立て投資が主流のひとつとなり、コツコツと純金を積み立てるサービスも登場しています。 ただ同じように債券を積み立てている方もいますが、債券の積み立ては少なくとも万人向けではないので今回はその理由について書いていき…

IPO投資のデメリットを考える

一寸先も見えない投資の世界において、過去の傾向から非常に高い勝率が望めるとしてIPO投資(新規公開株投資)は根強い人気があります。 ただIPOもリスクがあるので、今回はIPOの投資で気を付けたい事について見ていきましょう。 IPO投資とは IPO (Initial Pub…

海運株の特徴について考える

2021年頃から海運株の勢いが強く、去年の配当利回りランキングを見るといつも大手の海運株が上位を独占するという状況が続いていました。 ただ海運株には特有のリスクがあり、明らかに高配当株の中でも上級者〜プロ向けの投資先です。 今回はそんな海運株の…

NISA両刀戦略について考える

これまでは積み立てNISAと一般NISAの1つの口座しか利用できませんでしたが、2024年から2つの口座を使って投資できるようになります。 今回は新しいNISAの変更点と2つの口座を併用する時一般NISAに当たる口座の活用方法について考えていきましょう。 なお実…

ロナルドリード氏の生き方について考える

米国には著名な投資家が数多くいますが、一般人で億万長者になった方の例としてロナルドリード氏がよく話題に挙がります。 彼は少ない給与ながら質素倹約と堅実な株式投資により8000万ドルの遺産を残した事で知られています。 人の生き方からは学ぶ事が多く…

投資信託の乗り換えリスクについて考える

私たちが投資を行なっていると日々新しい投資商品が目に入り、特に相場が転換期を迎えるとついつい目移りしてしまいそうになります。 ただ、今持っているファンドを売って新しい商品を買うと幾つかのリスクを受け入れたりコストがかかるので、次で見ていきま…

ETFの上場廃止について

私たちが普段ETFを売買する中で価格の上下や分配金の推移が注目される事が多いですが、ETFには普段は軽視されがちな上場廃止になるリスクがあります。 ネット上で注目されるようなETFの場合はそこまで心配しなくて良いにせよ、あまりメジャーではないETFを買…

FXのスワップポイントについて考える

今年に入ってから米国ではインフレを抑えるために金利を段階的に上げていて、グロース株や債券にとっては苦しい状況が続いています。 そんな中で注目されているのが外貨定期預金など金利上昇の恩恵を受けられる商品で、銀行からの広告等で良く見かけるように…

人生100年時代に長期投資が有利な理由

毎年敬老の日に合わせて、厚生労働省が100歳以上の高齢者の数を発表していますが、今年は新たに4,000人以上増えて9万人に達しました。 また平成30年の時点で2050年の時点で100歳以上の人口が50万人に達するという予測もあり、今後も長寿化の傾向が続きそうで…

高配当株投資は逆張りが有効な理由

高配当株を買う戦略は色々あり、個人の考え方や保有期間の長さによって有力な手法は変わります。 今回は高配当の個別株を購入する時に逆張りで購入するメリットについて書いていきます。 逆張りについて 株式投資における逆張りとは相場環境やトレンドに逆ら…

永久保有できる投資対象について考える

投資の格言に「売りは買いより難しい」というものがあり、売却タイミングは古今東西あらゆる投資家が頭を悩ませてきました。 そこで考えられるのが永久保有という考え方で、文字通り人生を終える、あるいは次世代に引き継ぐまで保有する事で売却タイミングの…

キャピタルゲインが狙える高配当株の特徴

高配当株で利益を上げるには一度買った株を保有し続け、時には配当を再投資するが一般的です。 しかし、多くの日本株は右肩上がりの株価成長が期待できないので、ある程度保有した後利鞘を取りに行った方が結果的に利益に繋がることも珍しくありません。 そ…

理想的な配当性向について考える

私が高配当株について調べる時、EPSや配当推移と同じくらい重視するのが配当性向です。 そこで今回は配当性向についての説明と、理想的な配当性向について考えていきます。 配当性向について 配当性向は、1株配当÷EPS(1株利益)で計算できる指数で、例えば配…

人口減少時代の投資環境を考える

2050年ごろから世界的に人口が減少すると考えられていて、そこまでは世界経済は成長すると思いますが、それ以降は今の日本のように徐々に衰退していきます。 こうした社会では今の投資の常識は通用しないと思うので、今回は人口減少社会においての投資環境に…

今年の投資方針について(2022年1月)

今日は今年の株の投資方針を考えていきます。 今年の投資方針 今年の投資方針は次の3つです。 VYMに月10万円の定期買付を続ける VIGを不定期で買い進める 日本の個別株は増配銘柄を狙う 今年は、去年と同様に高配当ETFのVYMを定期購入を続けていき、将来に渡…

オルタナティブ投資について考える

日本で長期投資を行う場合、国内外の株や債券に投資するのが王道の手法ですが、現在はオルタナティブ投資と呼ばれる新しい投資が注目されています。 オルタナティブ資産の簡単な概要と既存のポートフォリオへの組み込み方について考えていきます。 オルタナ…

HDVの今後の活用法を考える

先日、高配当ETFの1つであるHDVの今季の分配金が、2期連続の減配になるという厳しい発表がブラックロックのHPでされました。 人によっては他のETFに乗り換えるかもしれませんが、私はまだHDVの強みが残っていると思ったので 今回はHDVの活用法について買いて…

リスク許容度について考える

米国では「アセットアロケーション(資産配分)が長期的なリターンの9割を決める」と言われますが、例えば株式と債券の保有比率に正解はなく、これを決めるには自分の「リスク許容度」を正しく理解する必要があります。 そこで今回は、リスク許容度の概要につ…

投資手法研究「ナンピンのタイミング」

相変わらず暴落相場を待ち続けているnonbirinekotoです。 今回は、いざ暴落相場が来たときに慌てないようにナンピンの手法について考えていきます。 1.なぜナンピンは推奨されないのか そもそも一般的には、上昇トレンドの初期段階で買い下落基調に入った時…

投資手法について(2019年10月)

以下に現在の投資手法を記載しています。 (1)まず、下の画像のように高配当銘柄(年間利回り4%以上)のリストを作る (2)リストの中で予想した適正価格より割安になっている銘柄を購入する (3)購入した株の株価が下がった時は随時ナンピンし、含み損がなくなっ…