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2024年に注目したい海外の選挙

政治経済に大きな影響を与えるのが国のトップを決める選挙ですが、2024年は多数の国で同時に選挙が行われる選挙イヤーとなっています。

 

今回は今年に行われる重要な海外の選挙を見ていきましょう。

中華民国総統選挙

今年の1月13日に台湾の総統と副総統を選出する選挙があり、与党の民進党と野党の国民党、民衆党の3つの党が主に対中国政策を巡り選挙戦をしています。

 

与党の民進党は中国と距離を置き独立色の強い方針なのに対し、国民党は比較的融和的な政策を目指し、民衆等は少し曖昧な立場を取っています。

 

台湾の選挙は総統を完全な多数決で選出する直接選挙の形をとっている事もあり国民の関心も高いため、特に選挙直後は国民の民意が色濃く出る事になります。

 

台湾以外の国では中国が注視する選挙になり、場合によっては台湾海峡に大きな緊張が走る可能性もあるため今年の政治ニュースでもトップクラスに重要と言えそうですね。

米大統領選挙

日本の経済にとって最も重要な米国の大統領選は幾つかのプロセスを経て11月5日に投開票が行われます。

 

11月にはインフレ問題が解消して利下げを開始しているのが理想ですが、もし予想外の問題が発生していた場合は経済に強くリーダーシップのある人物が求められそうです。

 

また米国はウクライナへの最大の支援国ですが、その予算が2023年末時点で枯渇しているので、もし戦争が継続していた場合新しい大統領がどういった判断をするかにも注目したいです。

③ロシア大統領選挙

ロシアの大統領選はプーチン氏の再選が確実視されているものの、プーチン氏がウクライナ侵攻の成果を強調したいと考える場合、攻勢を更に強くする可能性があります。

 

特に大統領選が行われる3月はロシアの季節で言うと厳寒期の終わりに当たり、まだ大規模な白兵戦は難しいでしょうがミサイルによる都市攻撃は一層激しくなる事は十分考えられます。

 

ウクライナ側から見ると苦しい状況が続きますが、ここを何とか凌ぎ昨年よりも大規模な反転攻勢を仕掛けられるかが勝負の分かれ目になりそうですね。

まとめ

今年は1月の台湾総統選挙に始まり、年末に近づくにつれて米国の大統領選が盛り上がりを見せる一年になりそうです。

 

場合によっては地域情勢に大きな不安をもたらす可能性もありますが、いつでものんびりと落ち着いて行動したいですね。