ネコート式のんびり長期投資

のんびりと高配当株に長期投資していきます

2024-01-01から1年間の記事一覧

保有銘柄について(2024年4月8日)

現在の保有銘柄です。 厚生労働省が発表した2月の毎月勤労統計調査によると、1人当たりの実質賃金は前年同月比ー1.3%となり23ヶ月連続でマイナスとなりました。 名目賃金が上がっても実質賃金は前年同期を下回り続けるのは最早お馴染みとなり、全体的な消費…

世界大戦が発生する条件を考える

人類は20世紀に2度の世界大戦を行いましたが、その後は冷戦期に米ソの代理戦争など局所的な戦いがあったものの80年近く世界全体に広がる戦争を回避し続けてきました。 ただ人々の記憶から先の大戦の記憶が薄れ国連の常任理事国が過激な思想を持ち始めている…

個人的に気になる株「DNホールディングス」

今回は橋梁の設計に強みを持つDNホールディングスについて調べてきました。 企業の概要 DNホールディングスは2022年に合併により設立した橋梁の設計を中心に維持管理や防災対策のサポートをする会社で、長大特殊橋や重要文化財の吊り橋の修復など手広く手掛…

保有銘柄について(2024年4月5日)

現在の保有銘柄です。 総務省が発表した2月の家計調査によると、2人以上の世帯の消費支出の平均は前年同期比ー0.5%の279,868円となった事がわかりました。 今年の2月は閏年で1日多かったため参考として28日までのデータで見ると前年同期比ー2.7%の273,520円…

保有銘柄について(2024年4月4日)

現在の保有銘柄です。 日銀が発表した4月の地域経済報告(さくらレポート)によると、全国9地域の景気判断は横ばいだった北海道と四国を除く7地域で引き下げられ、引き上げ地域はなかった事がわかりました。 他の調査でも大手自動車メーカーの不正問題や年初の…

保有銘柄について(2024年4月3日)

現在の保有銘柄です。 日銀が発表した2023年10月〜12月期の需給ギャップの推計は+0.02%となり、15四半期ぶりにプラスに転じました。 需要ギャップは需要と供給の差を表し、一般にこの指数がプラスだと需要が供給を上回りインフレになりやすい状態と言えます…

保有銘柄について(2024年4月2日)

現在の保有銘柄です。 日米両政府は今月10日に行われる首脳会談で、半導体調達において特定の国の依存度を下げつつG7など同士国と連携して半導体の供給網を強化する方針を示しました。 輸入を1つの国に頼ると例えば政情が悪化した場合などに半導体が入って来…

保有銘柄について(2024年4月1日)

現在の保有銘柄です。 日銀が発表した重要な指標である3月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、大企業製造業の業況判断は前回から2%ポイント下がった+11となり4期ぶりに悪化しました。 特に変化が大きかったのは大手メーカーの不正問題があった自動…

逆張りが有効に働きやすい状況を考える

世間では直球なネーミングセンスでお馴染みの製薬会社が注目されていますが、割安で有名企業の株が買えるといっても安易に飛びつくのは非常にリスクが高いのでお勧めできません。 今回は逆張り投資の使い所について考えていきます。 相場全体が下落している…

個人的に気になる株「ウインパートナーズ」

今回は医療機器販売に強みを持つウインパートナーズについて調べてきました。 企業の概要 ウインパートナーズは心臓カテーテル製品を初めとする医療機器を扱う独立医療機器商社で、心筋梗塞や狭心症の低侵襲治療に用いられる製品の販売で国内トップを誇りま…

保有銘柄について(2024年3月29日)

現在の保有銘柄です。 経済産業省の発表によると、2月の鉱工業生産指数(速報)は97.9と前月比で0.1%低下しました。 大手自動車メーカーの不正問題により生産が止まっている工場がある事などから自動車工業が前月比ー7.9%の大きな減少となり、その他の輸送機械…

保有銘柄について(2024年3月28日)

現在の保有銘柄です。 政府はエネルギー料金の負担軽減策について電気とガスは5月で終了し、ガソリン料金に対しては継続する方向で調整に入りました。 去年は比較的価格変動が穏やかだったため終了も仕方ありませんが、今後東欧情勢が悪化するなどしてエネル…

保有銘柄について(2024年3月27日)

現在の保有銘柄です。 厚生労働省によると、2023年の一般労働者の平均月給は31万8300円と前年から2.1%上昇しました。 また企業の規模別・年齢別に見ると大企業は中高年層(35歳〜54歳)で給与が落ちている一方、中小企業は全ての年代で昇給していたのは良い傾…

保有銘柄について(2024年3月26日)

現在の保有銘柄です。 日銀が発表した2月の企業向けサービス価格指数は110.0と前年同期比+2.1%の上昇となり、伸び率は前月から横ばいとなりました。 2月も旅行関連の価格の伸びが目立ち、国内の航空旅客輸送が前年比+10%、宿泊サービスが28.6%上昇していま…

保有銘柄について(2024年3月25日)

現在の保有銘柄です。 バンガードはVIGの2024年3月期の分配金が0.7692$と前年同期比で2.7%増加した事を発表しました。 今期はVYMが前年同期比で減配していたので心配していましたが、無事に連続増配ETFの実力を発揮してくれましたね。 VIGは増配という観点で…

金利引き上げで高配当株の価値はどうなるか

日銀が17年ぶりにマイナス金利を解除したので、今後は経済状況によって利上げに動く事もありそうです。 利上げにより金融経済から日常の生活に至るまで様々な影響がでますが、今回は高配当株の価値がどう変動するか考えていきましょう。 金利が引き上げられ…

個人的に気になる株「ヒラノテクシード」

今回はコーティング技術に強みを持つヒラノテクシードについて調べてきました。 企業の概要 ヒラノテクシードは1935年に送風機など乾燥機器を製造する会社として創業したメーカーで、現在では乾燥技術に加えてコーティング技術に力を入れています。 他のメー…

保有銘柄について(2024年3月22日)

現在の保有銘柄です。 総務省が発表した2月の消費者物価指数は前年同期比で2.8%上昇し、上昇率は前の月から0.8ポイント上昇しました。 随分と大きく上昇したように見えますが、これは政府によるエネルギー価格に対する補助が昨年1月使用分(検針は2月)から適…

保有株式評価金額(2024年3月21日)

現在の保有銘柄です。 FRBは20日までのFOMCで政策金利を5ヶ月連続で据え置き、会合後の会見でパウエル氏は年内に3回の利下げを行う従来の方針を維持する趣旨の発言をおこないました。 実際に主要指標の個人消費支出(PCE)は前年同期比+2.4%と順調に下げてい…

保有銘柄について(2024年3月20日)

現在の保有銘柄です。 日銀のマイナス金利解除を受け国内のメガバンク3行は相次いで20倍規模の金利引き上げを発表し、他の大手銀行も追随して金利を引き上げる動きを見せています。 これまでのメガバンクの銀行金利は例えば三菱UFJの場合で0.001%程度だった…

保有銘柄について(2024年3月19日)

現在の保有銘柄です。 日銀は今日までの金融政策決定会合でマイナス金利政策の解除を決定し、政策金利を0%〜0.1%に引き上げました。 同時に金利を低く抑えるためにおこなってきた長短金利操作やETFの買い入れについても終了し、まさに日本の金融緩和政策の転…

保有銘柄について(2024年3月18日)

現在の保有銘柄です。 中国国家統計局によると1〜2月の新築住宅販売面積は前年同期比で24.8%低下した事がわかりました。 中国の統計でここまで悪い結果が出るのは驚きですが、不動産市場の悪化を隠す事ができなくなっている表れなのかもしれませんね。 今後…

ニセコの観光戦略について考える

北海道のニセコ町は美しい景観とスキーやラフティングを楽しめる観光地で、近年外国人客の増加もあり地域経済が盛り上がっています。 ただ地域経済が盛り上がった一方負の側面も見え隠れしているので、今回はニセコと同じ様な戦略をとった時の良い面と悪い面…

個人的に気になる株「いであ」

今回は環境調査や分析に優れたコンサルタント業の「いであ」について調べてきました。 企業の概要 「いであ」は環境分野に強い国土環境株式会社とインフラ設備に強い日本建設コンサルタント株式会社が合併して誕生した会社で、様々な方法で環境ビジネスを支…

保有銘柄について(2024年3月15日)

現在の保有銘柄です。 厚生労働省と文部科学省の調査によると、2月1日現在の大学生(学部)の就職内定率は91.6%と前年同期比を0.7ポイント上回りました。 去年の段階でコロナ禍前の水準まで回復していましたが、この調子でいくと今年も卒業時(4月1日)の就職率…

保有銘柄について(2024年3月14日)

現在の保有銘柄です。 明日から17日にかけてロシア大統領戦の投票が予定されていて、現職のプーチン氏の再戦が確実視されていますがどれ程の得票率になるか注目されています。 2月には反戦を主張してきた元下院議員のナデジディン氏が出馬を表明した際、書類…

保有銘柄について(2024年3月13日)

現在の保有銘柄です。 米労働省が発表した2月の消費者物価指数は前年同期比で+3.2%となり、依然として3%台前半で高止まりしています。 当初は今年の初めとされていたFRBの利下げ開始時期が後ろにずれていますが、この状況が続くと春の第3回FOMCは勿論、6月…

保有銘柄について(2024年3月12日)

現在の保有銘柄です。 財務省が発表した1月〜3月期の法人企業景気予測調査によると、貴社の景況判断についての大企業全産業の指数はー0.02%ポイントとなり4四半期ぶりに下降が上回りました。 製造業では自動車業界が大手の不正問題もあり付属製品も含めて落…

保有銘柄について(2024年3月11日)

現在の保有銘柄です。 昨年度の10月〜12月期の国内総生産(確定値)は前期比で+0.1%増となり、速報値の0.1%減から上方修正されました。 2期連続で縮小すると景気後退入りしたと言われるためそれだけは回避した形にはなりましたが、経済の先行きの不透明感と消…

新NISA抱き合わせ勧誘の注意点

最近のCMやネット広告には新NISAを活用して投資を始めたばかりの方に別の資産を勧める動きが出ていますが、商品性を理解しないうちに投資してしまうと思わぬ危険に遭遇する可能性があります。 今回は資産運用会社や投資サービス会社が勧めてくるインデックス…