ネコート式のんびり長期投資

のんびりと高配当株に長期投資していきます

TCG投資について考える

ここ数年でTCG(トレーディングカードゲーム)の市場は膨らんでいて、過去の大会優勝時に貰えるカードや限定配布のカードの高騰が目立っています。

 

今回はTCGを投資(投機)商品として見た時の今後について考えていきます。

TCGとは

TCGとは各プレイヤーが集めたカードを組み合わせたもの(デッキ)を使って2人以上で対戦するカードゲームの一種で、米国のマジック:ザ・ギャザリング、日本では遊戯王OCGやポケモンカードゲームなど様々な種類があります。

 

これらのカードゲームを作っている会社は新しいカードを売るために、ルールを変更して既存の強いカードのデッキに入れられる数を制限したり一枚も入れられないように調整しています。

 

ですので大会で使われているようなカードは発売から数ヶ月の間は価値が高騰しますが、開発会社が調整を行うと価値が暴落するという傾向があります。

コレクター向けのカード

ただ、こういった一般に販売されているカードと違い世界大会の賞品など世界に数枚しかないカードもあり、これらはコレクターの間で高値で取引されています。

 

ただここ数年は投機のように始めから他の人に売るためにこのような高額カードを買う動きが広がっていて、数年前の5倍から10倍で取引されるようになったカードもあります。

投資商品としての価値はあるか

TCGの発行枚数が限られたカードに関しては希少価値があり、それを求めるコレクターが存在する限りある程度の価値は保証されているといえます。

 

コモディティ(投資商品)として見ると今の価格が一過性のバブルなのか価格が伸び続けるのかは誰にも分からないとしか言えませんが、私の主観ではやや価格が上がりすぎなような気がします。

 

それでも買いたい場合この界隈では偽物を出品する詐欺もあるので、真贋判定が済みキズや凹みの評価がきちんとされたカードを買いたいですね。

まとめ

希少なカードは元々コレクターアイテムとして楽しまれてきましたが、転売が盛んに行われる様になった事もありバブルのように価格が高騰しています。

 

希少価値が高く数が限られているという点では魅力的な商品と言えますが、個人的には本来の価値が分かるコレクターの手に渡って欲しいですね。