ネコート式のんびり長期投資

のんびりと高配当株に長期投資していきます

投機に分類される長期運用について考える

資産運用には投機的運用と投資的運用がありリスクの大きさや投資期間によって分類されますが、単に投機というと短期のトレードというイメージがあるかもしれません。

 

ただ場合によっては長期保有しても投機に分類される商品があるので、どういうものか見ていきましょう。

長期的な投機について

投機は相場変動から利益を上げる行為の事を差し、1日の中で売買を完結させるデイトレードや、数秒単位の短い時間に連続して取引を行うスキャルピングが代表的な例です。

 

ただこの投機と投資の違いは曖昧で、米国の世界経済の成長を疑う人にとってはS&P500に連動するインデックスファンドを運用する行為も投機になる場合もあります。

 

そこで今回紹介する長期的な投機運用の事を「長期的に持っていても報われない可能性もあるが当たれば大きな利益を得られる商品」と定義します。

アルトコイン

仮想通貨にはビットコインの他にアルトコインと呼ばれるコインが無数にあり、比較的小型のアルトコインは短期間で急騰する可能性もありますが注目されなければ殆ど価格は動かないという特徴があります。

 

実際に投資する時はどのアルトコインが上昇するかは分からないので、複数のコインに分散して仕込んでおくと比較的成功しやすくなります。

 

ただアルトコインの急騰は短い時間で終わるパターンが殆どなので、どこで売り抜けるか決断する力が求められます。

②海運株

海運株はある程度周期的に株価が急上昇する傾向にあり、業界があまり好調でなく株価が低いうちに買い集めるとキャピタル・インカム両方のリターンが得られる可能性があります。

 

ただこの高騰する周期がいつくるかは誰にも分からず、コロナ禍以降好調な波が去ったあと20年好調期が来ない可能性もあるので気長に待つ握力が重要ですね。

レトロゲーム

近年は元々プレミアがついているゲーム以外にもインフルエンサーやゲーム実況者が紹介したゲームが高騰するケースがあります。

 

特に発売当初は全く売れずにワゴンに山積みになっていたゲームが数十年後に評価されるというロマンのある話もあるので、先見の明がある方はゲーム屋にお宝を探しに行くのも一興です。

まとめ

長期的に投資するという事は、それだけ資金が拘束されるので将来的に高い確率で価格が上がると考えられるインデックスファンドや、安定して配当が貰えそうな高配当株に投資するのが定石です。

 

ただ大きなリスクを長い間取ると当たった時のリターンも大きくなるので、あくまで余裕資金の範囲で長期投機を行うのも1つの手ですね。