ネコート式のんびり長期投資

のんびりと高配当株に長期投資していきます

旧日本軍の失敗から学べる投資の教訓

歴史の出来事から学べる事は多く、過去の人の失敗を学ぶ事で同じ原因の失敗を避ける事ができます。

 

今回は終戦の日が近いという事で、第二次大戦時の旧日本軍の失敗から学べる事を見ていきましょう。

①1つの方法に固執する

旧日本軍が敗れた原因の1つが作戦の柔軟性の乏しさで、大戦末期まで水際防御に拘ったり電子戦の対策の遅れ、大艦巨砲主義で空母を軽視するなど新しい技術・手法を取り入れるための研究能力が不足していました。

 

現実の投資環境でも特に短期投資の場合は一度成功した手法に拘って成果が出ない時は、敗因を分析した上で色々な手法を試す事も大切です。

 

また、長期投資においてもインデックス投資のような優れた手法が通用しなくなる日が来る可能性もあるので、時代の大きな変化に対応する準備はしておきたいですね。

損切りの判断が遅い

日本の降伏時期については賛否両論あり早く降伏する事で全てが史実と比べて良くなるとは限りませんが、個人的にはルーズベルト大統領が亡くなった4月か、沖縄戦で大勢が決し厭戦ムードが高まった時期に降伏できていればその後の被害を抑えられた可能性が高いと思います。

 

投資の世界でも保有している資産が値下がりを続けそうな時でも、「もしかすると値上がりするのでは」という希望を持ったために取り返しのつかない状態になる事もあります。

 

1番大切なのは最初に決めた投資戦略を後の状況変化で変えないことで、行き当たりばったりにならないようにしたいですね。

③無謀な戦線の拡大

旧日本軍は北は中国、東は米国、南はアジア諸国や豪州まで進出したため兵站線が伸び切り、国力の限界を超えて人員や資源を投入した上でも多くの餓死者を出す戦場もありました。

 

国の資源は投資資金、戦う相手は資産のリスク・リターンの大きさと考えると、自身がどこまでリスクを取れるか判断するのは誰にとっても非常に大切になります。

 

必要以上にリスクを取り過ぎるケースが多いので、定期的に資産配分を見直す習慣を身につけると良いかもしれません。

まとめ

旧日本軍は様々な状況判断ミスや凝り固まった思考により戦争に敗れてしまいましたが、彼らの失敗から学べる教訓は多くあります。

 

特に現代では情報の伝達速度が上がり技術革新も日々進んでいるので、積極的に情報を集めて急な状況変化に上手く対応したいですね。