現在インフレを抑え込むのに苦労しているアメリカですが、未だに多くの魅力があり自国以外で投資対象にする場合は外せない国です。
今回はそんなアメリカ経済の強みを考えていきます。
強み①あらゆる産業が強い
アメリカはIT産業や電気機器、輸送用機器で世界をリードしている事に加え、広い土地を生かして農業や鉱物性燃料、木材も自前で確保できます。
これにより何らかの理由で輸出入が制限されても影響を抑える事ができ、生産活動を継続する事ができます。
強み②人口増加社会
アメリカは先進国のなかでは合計特殊出生率が1.8程度と高く、移民を積極的に受け入れる事もあり人口が増え続けています。
人口が増える事で内需が確保されるほか、海外から優秀な人材を招き入れる土壌があるのは国際社会においてかなりのアドバンテージになりそうですね。
強み③企業の新陳代謝が活発
米国企業は国内外の企業相手に激しい競争を繰り返していて、競争に敗れ利益を上げられない企業は生き残れない仕組みになっています。
またベンチャー企業の新規参入も活発でイノベーションも起こりやすく、他の国を技術面でリードし続ける事ができるでしょう。
まとめ
アメリカは人口増加や独特な企業文化の力で世界をリードし、今後も安定的な成長が期待できる国です。
これから中国やインドなど人口増加を武器に伸びてくる国があるかもしれませんが、現在の経済構造を大きく変えるのは難しそうですね。