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格差社会の対抗策を考える

1970年代の日本は一億総中流と呼ばれ、他の資本主義の国と比べ格差の少ない社会でしたが、バブル崩壊後は徐々に格差社会という言葉が聞かれるようになり大きな問題になっています。

 

そこで今回は格差社会が起こる原因と私たちが取れる対策について考えていきます。

正規雇用の増加

格差社会が起こる一因が非正規雇用者の増加です。

まずは下のグラフをご覧ください。

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出典:統計局ホームページ(https://www.stat.go.jp/info/today/097.html#k1)

 

少し前の表になりますが、正規雇用者の割合は減少傾向にある一方、非正規労働者の割合は急激に増加し平成31年には労働者の約40%に達しています。

 

これほど非正規労働者の数が増加した原因は、高齢者が定年後も働き続けたり、女性の労働者の割合が増加した事が挙げられます。しかし、日本の終身雇用の崩壊など社会構造の変化が大きいので昔のような雇用環境が戻ってくる事はないかもしれません。

対策

昔のような総中流社会は帰って来ないとは思いますが、正規雇用の働き口が減った分働き方の選択肢は広がりを見せています。

 

例えば、Uber eatsの様に時間に囚われない働き方や、ギグワークの様に雇用形態の多様化、クラウドワークスの様にネットを使った副業をすれば働く場所も工夫できます。

 

これにより、今まで長時間労働&低賃金で使い潰されてきた非正規労働者も、その仕事を辞めても代わりの働き方が見つかったりUber eatsや副業の組み合わせで稼ぐ選択肢が持てます。

 

また、こういう風潮が社会に広がると競争原理が働くので、ブラック企業が淘汰されたり労働者を大切にする企業が増え、労働者全体の利益になるかもしれません。

まとめ

社会の構造は日々移り変わっているので、昔を懐かしむより新しいやり方に対応する事が大切です。

 

今はネットを使った副業やギグワークなど働き方が多岐に渡るので、自分に合った副業を見つければ正規雇用者並みに稼ぐ事は難しくありません。

 

衰退が隠せない日本にあっても、働き方を自由に選べる社会になれば暮らしやすい世の中になりそうですね。