ネコート式のんびり長期投資

のんびりと高配当株に長期投資していきます

高配当株投資は逆張りが有効な理由

高配当株を買う戦略は色々あり、個人の考え方や保有期間の長さによって有力な手法は変わります。

 

今回は高配当の個別株を購入する時に逆張りで購入するメリットについて書いていきます。

逆張りについて

株式投資における逆張りとは相場環境やトレンドに逆らった投資の事で、地政学リスク等により買い手が少ない時に買う事を言います。

 

なお企業の不祥事や経営悪化等で株価が下がった株を買う場合も逆張りと言いますが、今回は相場全体が悪化した時に買いに向かう行動を逆張りと定義します。

理由①優良銘柄を安く買える

優良な高配当株というのは安定して配当を出し、増配も積極的に行うので投資家から人気があり中々安値で買う事ができません。

 

ただ相場環境が悪化すると、大口の投資家がリスク回避で売ったり狼狽売りも多発するので、普段は絶対に買えない様な銘柄を安く仕入れる事ができます。

 

こういった銘柄は一度減配しても景気が戻れば配当も戻る事が多いので、購入時からみた配当利回りが高くなりやすいので心強いですね。

理由②売る選択肢ができる

高配当株は基本的に売りを考えないのが基本ですが、配当の数十倍の含み益があったり、業績が年々悪化した場合は売る選択肢も出てきます。

 

特に業績悪化で損切りするのは結構苦しいですが、予め安く買っておくことで利鞘をとりながら不要株を処理できます。

理由③不況が怖くなくなる

持っている資金を全額リスク資産の購入にあててしまうと相場が悪くなった時に大きなダメージを受けてしまいますが、逆張りを前提にして資金を残しておくと不況がむしろチャンスに変わります。

 

資金を抱える事で機会損失になる事も多いですが、多くの投資家が恐れている不況で強気になれるのは良いですね。

まとめ

高配当株に投資する場合、不況時に上手く逆張りで買う事ができると売りの選択肢が増え、利益を上げる機会が増えます。

 

ただ、逆張りは性格的な向き不向きが大きいので、王道の積み立てや順張りの方が上手くいく人が多いかもしれませんね。