ネコート式のんびり長期投資

のんびりと高配当株に長期投資していきます

人口減少時代の投資環境を考える

2050年ごろから世界的に人口が減少すると考えられていて、そこまでは世界経済は成長すると思いますが、それ以降は今の日本のように徐々に衰退していきます。

 

こうした社会では今の投資の常識は通用しないと思うので、今回は人口減少社会においての投資環境について考えていきます。

人口減少社会について

人口が減り続ける社会では生産人口と消費人口が同時に減少し、今の日本のように老齢者の割合が多くなると社会補償費の増大により経済が圧迫されます。

 

そうなると、今の日経平均が円ベースでバブル時の最高値を更新できないように、S&P500や全世界に連動するファンドもある限界が来る可能性があります。

人口減少社会の投資環境

人口減少社会でインデックスファンドの高値が長期間更新されないようになると、現在のようにファンドを積み立てるメリットは少なくなり、4%ルールのような取り崩し戦略も崩壊してしまいます。

 

また、革新的な事業をスタートする会社が少なくなると必然的にインデックスファンドの中身は成熟企業が多くなり今のファンドよりも成長性を落とす代わりに分配金が多い構成になります。

 

将来の成長余力が少なくなったGAFAMは現在のP&Gやコカコーラのように優良な高配当株になるかもしれませんね。

今有望な投資先

将来に備えると考えても、S&P500のような優良な指数に連動したインデックスファンドであれば、その時代の応じて有力な企業の成長の恩恵を受けられるので最も有力だと思います。

 

また、ここからは万人に勧められませんが、現在のGAFAMやテスラのような成長性の高い企業が頭打ちになると、高い配当を出し始めると高配当ETFや連続高配当ETFに組み込まれるのでこれらも有力な投資先になります。

まとめ

基本的には広く分散された指数に連動するファンドに投資するのはいつの時代も定石になると思いますが、ファンドの中身については時代によって変化していきます。

 

また、世界中が今の日本のように人口減少を続けるとグロース系の投資信託には苦しい時代が来るかもしれませんね。