この時期は多くの会社で賞与(ボーナス)の支払いが行われ、忘年会に宝くじ、年末行事など何かとお金の誘惑・固定の出費が多い時期です。
そんな中、ボーナスを全額投資資金にして普段の給与は消費と浪費、貯金に回すという尖った戦略を考えたので、そのメリットを書いていきます。
日本人のボーナスの大きさ
ボーナスの金額は年齢や会社の規模・学歴に左右されるので、ここでは日本人の平均給与約430万円が給料370万円+賞与60万円で構成されていると考えます。
普段の生活と貯金を給料部分で賄う事ができれば、賞与部分の60万円で積み立てNISA+αの投資ができるので人によっては無理せず資産形成ができるラインになります。
メリット①家計管理が上手くなる
毎月の収支が少し赤字になり、年2回のボーナスで帳尻を合わせる人がいますが、会社の業績に左右されるボーナスを頼るのはやや危険です。
そこで初めからボーナスはないと考える事で、固定費の見直しや浪費を抑える工夫をするので家計管理が上手になります。
メリット②投資額が段々上がる
一般的にはボーナスの額は段々上がるので、最初は積み立てNISAの上限額程度の投資しかできなくても次第に他の商品にも投資する余裕ができます。
若い間は時価荷重型のインデックスファンドに投資し、金融商品の値動きに慣れた頃に他の投資を始めれば致命的な失敗をする確率が低くなります。
メリット③投資戦略が立てやすい
長期投資をする時は投資方針をコロコロと変えるのは良くありませんが、ボーナスを貰う夏と冬にポートフォリオの見直しを行うのは丁度良い間隔です。
また、暴落が起きた時にすぐに動くと狼狽売りになったり高値掴みの危険もあるので、状況を見て落ち着いてから判断ができるのは大きいですね。
まとめ
今はお金の誘惑が大きい時期ですが、そんな時でも毎月の給料だけで乗り切れれば大きく投資資金を確保できそうです。
私自身は毎月一定額を投資に回していますが、いずれにせよ余剰資金で無理なく投資をしたいですね。