ネコート式のんびり長期投資

のんびりと高配当株に長期投資していきます

人生の三大出費を削減する工夫を考える

以前に三大出費(マイカー関連費・住宅関連費・老後生活関連費)を投資でカバーする実験をしましたが、三大出費を多く見積りすぎていたのでこれらの削減について考えていきます。

前回に実験について

前回は22歳から65歳まで100万円ずつ投資する事で生涯で7480万円の配当金を獲得しました。

 

一方で三大出費はマイカー関連費に5400万円、住宅関連費に4000万円、老後生活関連費に3000万円の計1億2400万円かかると設定していました。

イカー関連費・住宅関連費について

イカー関連費と住宅関連費はある程度セットで考える必要があります。

 

鉄道網が発達した都会では自家用車の重要性が低いかわりに住宅関連費が高くつき、逆に自家用車がないと移動もままならない様な田舎だと住宅関連費が安く抑えられる事が多いためです。

 

極論を言うと東京や大阪に住んでいれば一生マイカーを買わずに通勤に電車を使い、たまの旅行にはレンタカーを使うことで、車両代から車検、駐車場代、車両保険の費用約4000万円は節約する事ができます。

 

自動車を持つ事が当たり前という人には考えられない選択かもしれませんが、逆にいうと自家用車を持ち続ける事は人生で使える金を4000万円増やす権利を放棄する事になるので軽く考えない方が良さそうです。

 

一方で自家用車が必須の田舎では自動車費用を節約するのが難しい様に感じますが、移動の手段と見るなら高い新車でなく中古車で十分ですし、リースを利用し一定の条件を満たせば月々1万円〜2万円まで費用を抑える事ができます。

老後の生活関連費について

老後の生活と聞くと労働から解放され自由な時間が増える上、医療費が多くかかり現役時代より費用がかかる様なイメージがありますが、旅行や趣味で使う費用が減るので、極端に浪費をしなければ老後に金の心配をする事はなくなります。

 

注意しなければならないのは、退職金を狙ったボッタクリ商品や詐欺などに金を払うリスクが多くある事です。

 

老年期は退職金やこれまでの貯金で金は多くあるのに脳は衰えてしまっているので、銀行や証券会社、詐欺師などの標的になり、退職金をすぐに無くしてしまう方も少なくありません。

 

ですからまだ若いうちに金融リテラシーを高めたり金の使い方を勉強する事が大切です。

まとめ

配当を増やすのも出費を減らすのも金の動きとしては同じなので、できるだけ大きな固定費を削る事は大切です。

 

しかし浪費がない人生ほど面白くないものもないので、あくまで消費・浪費・投資のバランス

に気をつけたいですね。