現役時代にインデックス投資等で蓄財しても、健康を損ねているとせっかく貯めたお金を満足に使えなくなります。
そこで今回は健康でいると得られるメリットについて考えていきましょう。
①治療費がかからない
生命保健文化センター「令和元年度生活保障に関する調査」によると、入院日数平均は15.7日で入院費の平均は20万8000円に上ります。
年を取るとどうしても病気にかかる可能性が高くなりますが、生活習慣の改善や定期的な健康診断により防げる病気もあるので、入院をしないための食事や運動にお金をかけたいですね。
②取り崩し期間が長くなる
インデックスファンドを4%ルールで取り崩していくと高い確率で30年以上資産が長持ちするので、基本的には資産を使い切る心配はありません。
30年かけて蓄財した資産を取り崩す期間が短いと非常に残念な事になるので、1年でも長く生きてインデックスファンドの恩恵に預かりたいですね。
③老後に働く選択肢を持てる
②で言った通りインデックスファンドは4%ルールにより高い確率で長持ちしますが、取り崩し直後に暴落がくると破綻する可能性が出てきます。
そんな時でも、健康で体力があればインデックスファンドの取り崩し開始直後に暴落が来たときに働いて稼ぐ選択肢を持てます。
苦しい時期を労働で乗り切り、本当に働けなくなる後期高齢者の自分を助けたいですね。
まとめ
投資でお金を増やしてもそれを使っていかなければ増やした意味がなくなってしまいます。
健康を大切にし、必要に応じて労働できる体力があれば大抵の事があっても盤石の老後を迎えられそうですね。