ネコート式のんびり長期投資

のんびりと高配当株に長期投資していきます

対面証券会社の強みについて考える

証券会社といえばネット型という認識が広がっていて、SBIや楽天などネット型の証券会社が若い世代を中心に支持を集め成長してきました。

 

一方、昔ながらの対面型の証券会社は手数料の高さや注文の手間がかかるという事から、特に今から投資を始める方にはあまりお勧めできません。

 

ただ対面証券会社には重要な役割があるので、今回は対面型の証券会社特有の強みについて見ていきましょう。

①顧客一人一人に担当者がつく

対面型の証券会社には基本的に担当者がつき、保有資産や相場の状況の説明を受ける事ができます。

 

個人で投資の情報を集めるより効率的な上、資産配分や投資時期のアドバイスが受けられるのは心強いですね。

 

ただ、証券会社の営業マンは日々販売ノルマを抱えており、存在価値がほぼない商品を売りつけられそうになる場合もあるので、最低限の知識は備えるべきですね。

IPOの抽選に有利な時がある

企業が新規上場する際に重要な役割を果たした証券会社を主幹事証券と呼び、そういった会社は一般的な証券会社と比較してIPOの割り当てが多くなります。

 

当然SBIなどのネット銀行が主幹事を務めるケースもありますが、新規上場企業によっては対面証券会社が強いケースもあります。

 

IPOに比重を置いている方は複数の証券会社にある程度の資金を預けておき、抽選で選ばれる確率を上げるのも有力な戦略です。

③ネットがなくても投資できる

令和の今、個人用のパソコンやスマホが普及して随分経ちますが、未だに後期高齢者の方などスマホの操作より電話注文を好む方は存在しています。

 

また、状況は限られますが目の不自由な方や、怪我や病気で情報機器の操作ができない方が投資する場合も活用できます。

 

ただし認知機能が衰えてた方に投資をさせる行為は禁止されているので、家族や知人に認知症の方がいる場合は投資会社から禁止されている行為をされていないか注意して見る事が大切です。

まとめ

対面証券会社はネット証券に押されているものの、ある程度顧客の住み分けはできていますし、サービス面では対面証券会社の方が優れている面も多いです。

 

資産が少なくスマホなどの情報端末を扱える若い世代にはお勧めできませんが、高齢者を中心にお世話になる場合もありそうですね。