ネコート式のんびり長期投資

のんびりと高配当株に長期投資していきます

仮想通貨が長期投資に向いているか考える

今回は、デジタルゴールドと言われる事もある仮想通貨を長期投資(インデックス投資等)を目的にしたポートフォリオに組み込めるか考えていきます。

仮想通貨のメリット

まず仮想通貨は発行数が限られているので、ゴールドと同じく希少性があります。

 

また、送金を行うのに銀行を介する必要がなくスピーディーに行えるので、今後仮想通貨の利用法が増えてくれば名前の通り通貨としての価値が増す可能性があります。

仮想通貨のデメリット

仮想通貨のデメリットは非常にボラティリティが高く将来の価格推移が読みづらい事です。

 

元々ゴールドは値動きが株に比べて小さく、資産の分散やリスクを下げる働きがありましたが、仮想通貨の資産としての役割はゴールドとは逆で、安定を犠牲に大きなリターンを狙うと言ったものになりそうです。

長期投資に向いているかどうか

インデックス投資が成立しているのは、世界経済が成長し続けるので短期的にはブレがあっても長期的にはプラスになると考えられているからです。

 

例えば、S&P500指数は誕生してから世界恐慌ブラックマンデーなど一時的に株価が暴落する事があってもその都度立ち直っていて、長期に均すと5%程度の年間リターンが狙えます。

 

しかし、仮想通貨はあまりにもボラティリティが高いためリスクの大きさも分からず、高い成功率を誇るインデックス投資のメリットの多くを失ってしまいます。

 

また株式と債券を50%ずつで構成された資産を取り崩す場合、4%ルールなど有力な方法がありますが、仮想通貨を売却するタイミングは個人個人の投資家が考える必要があるので悩みの種になりそうです。

仮想通貨の利用方法

仮想通貨を長期で運用するなら既存の資産と組み合わせるのではなく集中投資し、仮想通貨の長期的な値上がりを信じてガチホールドし続けるのが良いと思います。

 

個人の発言や1つの法律の改正に大きく影響されるので、様々な苦難が待っているかもしてませんが周りの意見に惑わされない心が試されます。

まとめ

仮想通貨に限らず新しい投資商品は未来の価格推移が読み辛く法整備も追いついていないので、既存の商品と比べてリスクが高い傾向があります。

 

しかしその分周りを出し抜いて稼げる可能性があるので、リスク許容度が高く大きな利益が必要な方向けの商品と言えそうです。