ネコート式のんびり長期投資

のんびりと高配当株に長期投資していきます

毎月配当金を受け取るメリットについて考える

米国のETFをはじめ個別株にも3、6、9、12月の配当権利銘柄には優良株が多く、高配当株投資を目指すとどうしても配当を貰えるタイミングが上の4つに偏りがちになります。

 

そこで今回は日米の数十の個別株に分散投資し、あえて毎月分配金を受け取る事のメリットについて考えていきます。

毎月配当のメリット

①固定費の支払いに使える

毎月かかる家賃や光熱費など固定費の支払いに配当金を充てていくと、年々生活が楽になる実感を感じやすくなります。

 

米国のETFに貰った分配金を12分割しても同じような事はできますが、貰った配当金がすぐに使われると金が無駄なく働いている事になるので個人的には良いと思います。

②配当落ちの株価下落リスクの減少

企業が配当を支払うと理論上1株当たりの配当金分だけ株価が落ちますが、逆に言うと配当権利日に近づくと株価が上がる可能性があります。

 

つまり、配当時期を分散する事によって常に「配当を出したばかりの企業」と「配当を出す直前の企業」の株を持つ事ができるので、この点では保有銘柄全体の株価が安定します。

③決算時期をずらす事ができる

企業の業績は経営力で決まるべきですが、原材料費高騰や、自然災害に見舞われるなど外的要因により決算に影響が出ます。

 

これは長期投資を行う上では考えるべきではないかもしれませんが、同じ業種の企業でも3ヶ月の外部環境の違いで株価や配当に影響が出るかもしれないので、全く無視はできません。

まとめ

高配当株投資を行う上で、配当金の多さや安定性を考えると米国の高配当ETFへの集中投資は優秀ですが、毎月配当金を受け取る投資はモチベーションを維持できる面では良いですね。

 

高配当株投資だけでなく長期投資で成功するには市場に長く居座る事が重要なので、各自の投資の目的にあった手法で投資を継続する事が最も大切です。