今回は人生の三大出費(マイカー関連費・住宅関連費・老後生活関連費)にどのくらいかかるか、それらを投資でどこまで軽減できるか考えてみました。
実験に使うモデルケースについて
実験に使うAさんの設定を次の様に決めます。
- 22歳から65歳まで毎年100万円を高配当株に投資し、それ以降は追加投資しない
- 配当の利回りは4%とし、税金その他の手数料は考慮しない
- 受け取った配当金は再投資せず三大出費にかかる費用に充てる
- 寿命は85歳とする
三大出費について
- マイカー関連費は22歳から75歳まで毎年100万円、合計5400万円かかる
- 住宅関連費は30歳から4000万円を住宅ローンを使って40年かけて返済する
- 老後生活関連費は65歳から亡くなるまでの20年で3000万円かかる
以上の1億2400万円をどこまで軽減できるか実験していきます。
実験の結果
結果的に22歳から65歳までに3960万円、65歳から85歳までに3520万円の合計7480万円の配当金を受け取る事ができたので三大出費かかる費用を4920万円まで減らす事ができました。
まとめ
長期投資において受け取った配当金は再投資する事で効率を良くする事ができますが、このようにキャッシュ・フローを強化する選択肢も有力です。
また、保有している株の評価額が4400万円あるのでこれを取り崩す事もできますが、株や家を子孫に受け継がせる事で、後の代になるほど資金に余裕のある人生を送れると思います。