今回は今までの積み立て実験の結果から、投資した資金が配当による複利によりどのように伸びたか調べてみました。
これまでの実験について
今年に入り以下のルールに則って1つの株を積み立て投資する実験を繰り返しました。
実験のルール
- 実験期間は1990年から2019年
- 毎年、年の初めに100万円+配当金を100株単位で投資する
- 税金その他の手数料は考慮しない
投資資金3000万円を30年に渡って投資に回した結果、実験した55銘柄中28銘柄で評価額1億円を突破しました。
今回はこの28銘柄について計算していきます。
計算の結果
結果的に1銘柄当たりの配当も含めた投資資金は約5441万円になり、元の投資資金3000万円との差額約2441万円が、配当を再投資した部分という事になります。
また、1銘柄当たりの最終的な評価額は約1億8645万円なので、配当も含めた投資資金は30年間で約3.426倍になる事が分かりました。
まとめ
昨日は得られた配当の合計を計算しましたが、今日はそこから更に進んで複利によって投資資金自体がどこまで伸びたか分かりましたね。
このように毎年配当を貰いながら保有数を増やし、そこに企業の成長が加われば株価の上昇や増配により大きな利益を得る事ができます。