今回は今までの積み立て実験の結果から、配当収入の全体の利益に占める割合を調べてみました。
これまでの実験について
今年に入り以下のルールに則って1つの株を積み立て投資する実験を繰り返しました。
実験のルール
- 実験期間は1990年から2019年
- 毎年、年の初めに100万円+配当金を100株単位で投資する
- 税金その他の手数料は考慮しない
投資資金3000万円を30年に渡って投資に回した結果、実験した55銘柄中28銘柄で評価額1億円を突破しました。
今回はこの28名柄について計算していきます。
計算の結果
結果的に1銘柄当たりの評価額は約1億8645万円で、1銘柄当たりの配当の合計は約2895万円になります。
投資資金は3000万円なので1銘柄当たり約1億5645万円の利益が出ている事になるので、利益に対する配当の割合は約18.5%になります。
利益の2割弱と聞くと少ないと感じるかもしれませんが、実際には配当金を再投資しているので株価の上昇による利益を押し上げる働きもしています。
まとめ
今回の実験で用いた株に中には最終的な株価が高騰したものもありましたが、安定した配当が大きな利益をもたらしてくれたパターンも多くありました。
実際に投資をする時は、日々の投資に回せる資金やリスク許容度の変化など不確定な部分が多いですが、今後も自分の手で研究を行い数十年後の人生を豊かにしたいですね。