ネコート式のんびり長期投資

のんびりと高配当株に長期投資していきます

バブル時の資産運用について考える

最近は世界中の株式市場が好調で、株と逆の動きをする事がある債券やゴールドの価格も軒並み上がっているので、今の相場がバブル相場なのではないかという指摘があります。

 

そこで今回は過去のバブルについて調べ、過去の教訓から個人投資家が取れる対策について考えていきます。

バブルについて

記録が残っている中で初めて起こったバブルが、現在のオランダで起こったチューリップバブルです。

 

1630年代のネーデルランド連邦共和国では、当時のオスマン帝国からチューリップの球根がもたらされ、当初は植物愛好家間で取引が行われていました。

 

しかしチューリップが貴族や大商人の間で流行すると、チューリップ市場には投機的な資金が流入し、バブルの絶頂期だった1637年には球根1つで5ヘクタールの土地の価値がある品種も出てきました。

 

結局チューリップの球根の価格が下落するとチューリップバブルは弾ける事になりますが、投機的な資金の流入によって本来の価値とはかけ離れて高騰するバブルの性質が良く現れています。

バブル時の資産運用

本題の資産運用のスタンスですが、重要な事は常に自分の投資の目的とリスク許容度を把握する事です。

 

バブル時に投資に失敗してしまうのは、最初のシナリオになかった事をしてしまうのが原因なので、ある程度正しい方針を立てたら外部の流行に囚われずに自分の投資を継続する事で目標に近づけます。

 

バブル時は投資資金を温存するのも1つの手ですが、株式市場は資本主義社会が成長すれば同じように成長するので、下手に動かない方が良い結果が出る事が多いと思います。

まとめ

現在の相場はバブルかもしれませんが、今買っている商品がチューリップでなく真っ当な資産であれば、未来から見て安値で買った資産を保有し続けている良い状態だと言えます。

 

いずれにせよ個人投資家は常に利益を出す必要はないので、市場の動向に惑わされずしぶとく投資を継続する事が大切ですね。