今回は大手リース会社「三菱HCキャピタル」について調べてきました。
企業の概要
三菱HCキャピタルは三菱UFJリースが日立キャピタルを吸収合併してできた会社で、リース事業は国内首位の実力を誇っています。
海外でM&Aを繰り返す事で欧米でも存在感が増しており、例えば米国のコンテナや航空系のリース会社を買収する事で規模と販路の拡大に成功しています。
また、本業のリースを主軸にしつつエネルギー事業、不動産、アセットファイナンスなど事業の多角化にも力を入れています。
株価・配当について
株価:589円
配当金:26円(合併前の1992年から減配なし)
配当利回り:4.4%
配当性向:41.1%
各種指標について
ROA:0.6%
ROE:4.6%
自己資本比率:12.7%
まとめ
リース系の企業は事業の特性上経営が安定しやすいので、今後どんな会社を買収しどの事業分野を伸ばしていくかが鍵になりそうです。
高配当株として見ると、最後の減配が合併前の1992年なので、株価の伸びというより配当の推移を重視するなら良い候補になりそうです。