今回は空調設備メーカーの西部技研について調べてきました。
企業の概要
西部技研は創業者の隈利實(くまとしみ)氏が九州大学工学部勤務の傍ら設立した隈研究室を前身とする会社で、現在では工場向けの空調設備装置を得意にしています。
特徴的な技術としては色々な素材をハニカム構造に成形する方法があり、表面の面積を大きくした上で温度を操作する事でガスを吸着したり熱交換に利用しています。
元々研究所を前身としている事もあり研究開発には力を入れていて、50年以上の歴史で100以上の特許を獲得しています。
株価・配当について
株価:1,811円
配当金:70円
配当利回り:3.87%
配当性向:35.8%
各種指標について
ROA:8.7%
ROE:12.8%
自己資本比率:68.1%
まとめ
西部技研は空調設備に強みを持つ会社で、製品の性能向上のため研究開発を積極的におこなっています。
高配当株として見ると高配当&低配当性向に加え高い自己資本比率が魅力的ですが、機械関連は良い株が多いので事業内容をよく見比べたいですね。