今年は複数の理由で景気が下向くと予想されますが、景気や株価は様々なものの影響を受けるので誰も完全に予想できません。
今回は新初めという事で、願望に近いですが今年の経済が上向く要素について考えていきましょう。
①穏便にインフレ問題が解決する
去年は米国を中心に幾つかの国でインフレを押さえ込むために利上げ等の対策を行ってきました。それでも1年を通じて高い水準だったため、今年もインフレを押さえ込む過程で企業の資金繰りや一般家庭の家計にダメージを与えそうです。
ただ去年の終わりにかけてインフレ率が下がりはじめているのが大きな希望で、上手くいけば数回の利上げで適正なインフレ率までもっていけるかもしれません。
日本の投資家にとっては日米の中央銀行の動きが重要になるので、当ブログでは特にFRBのパウエル氏の言動には注目していきます。
②東欧情勢正常化
ロシアのウクライナ侵攻が始まってから対ロシア制裁措置の影響でエネルギー価格の高騰を招いていて、上のインフレ問題にも密接に関わっています。
両国ともにプロパガンダや情報規制を行っていると思われるので詳しい事は後にならないと分かりませんが、無事に戦後処理まで終わればかなり多くの問題が解決します。
当事者の発表には政治的な意図が含まれている可能性があるので、戦闘が完全に終結するまでは米国など第3国の発表を待ちたいですね。
③新型コロナの影響が小さくなる
新型コロナの感染拡大に対抗するために年々ワクチンや治療薬の選択肢が増え、去年から渡航制限の緩和を行う国も増えてきました。
この調子で人類が新型コロナへの対抗策を増やしていければ、年内にも現在で言う所のインフルエンザ程度まで脅威が抑えられる可能性はあります。
新型コロナの性質上今年も新しい変異株が出現する可能性もあるので、脅威にならない事を祈りたいですね。
まとめ
絶望的な相場が予想されている時こそ将来に希望を持つ事で落ち着いて行動できます。
当然去年のように株価指数が下がり続けて終わる可能性もありますが、個人的には長期で見ると経済は成長すると信じているので、どうなってものんびりと過ごしていきます。