今回は、産業機器や建設機器に強みがある総合機械商社の南陽【7417】について調べてきました。
(1)会社の概要
南陽は、福岡市博多区に本拠地を置く工業製品や部品を納入する総合機械商社です。
取り扱う商品としては、建設機器や駐車場など大掛かりなものから、平面研削機などの精密加工機械まで幅広く手掛けています。
また、創業から60年以上赤字がなく事業の多角化のなかで堅実な経営をしています。
(2)株価・配当金・優待について
○株価:1,770円
○配当金:62円(予想)
○配当利回り:3.5%(予想)
○配当性向:30.4%(予想)
(2019年11月17日現在)
○株主優待
・100株:1000円分 (3月)
※継続保有期間3年
・100株:1500円分 (3月)
配当金利回りと優待利回りの合計が4%を超えているのがいいですね。ただし3月の配当金は毎年変動するので、随時最新の情報を確認する必要があります。
(3)各財務指標
○自己資本比率:56.8%
○ROE:7.5%(予想)
○ROA:4.2%(予想)
今年まで基準となるROE10%、ROA5%をクリアしていましたが、20年3月予想はそれを下回っています。
(4)まとめ
南陽は高配当銘柄ですが、発行済み株式数が少なく値動きが荒いのでどちらかというとキャピタルゲインを狙っていく銘柄と言えます。
しかし、地元九州では影響力があり創業以来赤字が無いことを評価するならば長期で持つ価値も十分あります。
私は、とりあえず買いたい株のリストに入れておきこれからの動きを注視していきます。