今回はAI画像処理システムに強みを持つパシフィックシステムについて調べてきました。
企業の概要
パシフィックシステムは太平洋セメント(旧秩父セメント)のシステム部が分離独立して誕生した会社で、その後いくつかの情報サービス業子会社を合併して様々なノウハウを取り入れていきました。
特徴的な商品としては混錬中のセメントの柔らかさをAIによる画像処理で判別する装置や、科学研究施設等で温度や圧力の測定するセンサなどがあり、これまで人力で行っていた作業を正確かつ効率的にこなせるサービスを提供しています。
株価・配当について
株価:3,390円
配当金:132円
配当利回り:3.9%
配当性向:58.1%
各種指標について
ROA:4.1%
ROE:6.0%
自己資本比率:68.4%
まとめ
パシフィックシステムはセメントを取り扱う会社から独立した事もあるため、専門的な技術を持つ情報サービス企業です。
高配当株として見ると自己資本比率の高さと安定的な増配が魅力ですが、情報サービス系の企業としては利益率が低い点は注意したいですね。