今回は、建設機械のシェア世界2位の小松製作所について調べてきました。
会社の概要
小松製作所は、元々銅山の開発を行なっていた竹内工業が自家用機械を開発するために1917年に設立した小松鉄工所を前身にしています。
1921年に竹内工業から分離独立し、今の株式会社小松製作所が設立されました。
1929年の世界恐慌など不景気が続きましたが、満州事変により機械製品の需要拡大した上、日本海軍が鹵獲したトラクターを分析し実用化する研究が始まるなど徐々に国内での影響力を強めていきました。
その後も戦後の復興期には開墾や国土復興のためブルドーザーを量産していき、時代が進むにつれ油圧ショベルやフォークリフトなどを開発していきました。
この様な時代に即した商品開発と海外進出を積極的に行う先見性から、現在でも国内の建機メーカーではトップの実力を誇っています。
株価・配当金について
株価:1,595円
予想配当金:110円
予想配当利回り:6.89%
予想配当性向:48.3%
(2020年3月21日現在)
※現在は株価が急落しており減配になる可能性が高いので常に最新の情報を確認して下さい
経常利益・営業利益
財務指標について
自己資本比率:49.2%
ROA:7.1%
ROE:14.3%
まとめ
間違いなく世界でも有数の建機メーカーで経営も堅実なので長期投資に向いている会社だと思います。
ただし、グローバル企業である以上外国の需要が売り上げに大きな影響を与えるので、今回の新型肺炎の様な世界経済に大きな影響を与えるニュースには注意して買っていきたいですね。