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ハンガリー選挙の注目点

今年の4月12日にハンガリーで総選挙があるのですが、通算5期目の現首相のオルバン首相が野党候補に大きくリードされている調査もあり、欧州と米国が注目しています。

 

今回はハンガリーの特徴について軽く紹介し、オルバン氏が選挙で敗れた場合の変化について考えていきます。

ハンガリーという国

ハンガリーはEUとNATOに加盟している東ヨーロッパの国で、80年代までソ連の影響力を受けていた事もあり現在でも親露的な国として知られています。

 

その影響の一端はエネルギー分野に見る事ができ2025年は原油の9割をロシアから輸入し、ロシアの原油を避ける動きをしている他のEU諸国と違った舵取りをしています。

 

またEU内で数少ない親露派という事でウクライナ支援やロシアへの制裁に対し消極的な姿勢を見せていますが、現政権はトランプ氏の支援を受けているため米国との仲は良好です。

注目される野党

現在人気を集めている野党のティサ党は対欧州の関係を見直しユーロの導入を狙いつつ、民主主義の回復を進める方針を取る方針です。

 

EUの中で決議を行う際ハンガリーだけが反対票を投じて議論が進まない事がよくありましたが、政権が交代した場合ハンガリーの歩み寄りが見られるかもしれません。

 

一方でウクライナ支援に関しては態度を決めかねているため、この分野においてはEUとロシアの間でバランス外交を展開していくと思われます。

ロシアの介入

フィナンシャルタイムズ等によるとロシアは選挙への介入を行なっていて、オルバン氏が世界のリーダーと肩を並べられる人物であるというイメージ工作をしつつ、野党ティサ党に不利になる情報を流しているとされています。

 

ロシアの選挙介入と言えば昨年9月のモルドバで行われた選挙の際、ネット上で偽情報を発信した方に報酬を払っていたシステムが見つかるなど大規模な情報工作を行なっていたので、今回も介入している可能性はあります。

 

ただ4月の選挙の前に介入の決定的な証拠が見つかれば現政権の悪評が高まり逆に足を引っ張る形になるので、そういった水面下の情報戦にも注目したいですね。

まとめ

ハンガリーはEUの中でも小さい方の国ですが、EU内の決議でハンガリーだけが反対する事もあったので、新欧州の政党が勝てば大きく状況が変わる可能性があります。

 

またロシアが情報操作を行う可能性もあるので、もし介入の証拠を掴んだらできるだけ早く公表し、逆にロシアが足を引っ張った形に持っていきたいですね。