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中国人民解放軍トップの更迭について考える

中国の習近平国家主席は最近軍の主要人物を更迭する動きを強めていて、現在最高機関である中央軍事委員会には習主席と規律監査部門の張昇民氏しかいない状況になっています。

 

習主席の思惑については推測するしかありませんが、台湾有事の発生に影響する可能性があるので、その条件について考えていきます。

更迭の理由

軍の最高幹部の更迭が続いている理由は表向きには汚職に関与していたとして調査を行うためとしている事が多いですが、軍事専門家の中にはクーデターを防ぐためと予想している方もいます。

 

また中国では軍部はある程度政府から独立した機関とされていましたが、習主席が軍部にも影響力を持とうと考え強硬手段に出た説もあり、個人的にはこちらも有力だと思います。

 

いずれにせよ本当の事を発表してしまうと国内外に中国の権力基盤が大きく揺らいでいる印象を与えるため、本当の事は隠し通されそうですね。

台湾有事に与える影響

台湾への侵攻は短期決戦で勝負をつけないと欧米や日本の支援が回り持久戦に持ち込まれ、ロシアの様に経済的な悪影響を被ったり国際社会からの信用を失墜させる結果になります。

 

ですので初動が最も大事になり大戦力を最初に注ぎ込む事になりますが、クーデターの可能性がちらつくと思い切った兵の移動は難しくなり台湾への侵攻は難しいと結論付けるかもしれません。

 

逆に軍の中枢を全て習主席の息のかかった人物にする事で全権体制に持ち込めば、クーデターの憂いがなくなり腰を据えて台湾への攻撃を開始する事ができるので、周辺諸国はこのシナリオを警戒する必要があります。

今後注目したい兆候

現在の所は中央軍事委員会には2人しかいないため再建中と見られますが、今後空いた席をイエスマンで埋めたり若しくは空席のまま軍の実権を独占する様な事があれば、何か大きなことをやろうとしている兆候だと言えます。

 

また軍備以外でも米国とインド太平洋地域を分断するプロパガンダなど情報工作にも注意を払う必要があり、情報の発信元と発信者の意図を理解する必要があります。

 

周辺諸国の対応としては宥和的なものでなく毅然とした対応を取り、周りの国と協力する姿勢を見せる事で攻撃を躊躇させる事が重要だと思います。

まとめ

中国では政府と軍部の間で何らかの問題が起こっている様で、軍幹部が更迭される事案が複数発生していて、中央軍事委員会は習主席の他は1名しか在籍していません。

 

今後軍幹部をイエスマンで固めるなど不穏な動きを見せると次に大それた行動を取る可能性もあるので、周辺諸国で結束しまず戦争を起こさない努力を積み重ねたいですね。