ネコート式のんびり長期投資

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高市氏に期待できる事

高市早苗氏が自民党総裁になって各メディアが様々なニュースを報じていますが、少なくとも株式市場では好感されている様です。

 

今回は高市氏が仮に首相に就任した場合の政策について、これまでの発言から期待できる事を考えていきます。

米国との協議

高市氏は就任当初から米メディアの間で安倍元総理の盟友と評され、米トランプ大統領イーロン・マスク氏のSNSでも歓迎されている事がうかがえました。

 

前首相時代は赤澤大臣が何度も訪米して関税交渉を行っていたものの前進が見られない事も多く、解決したと思われた後も日米で認識の違いが生まれるなどしたため他の交渉を満足にできませんでした。

 

高市氏には関税交渉以外に米国と交渉を進め、安全保障や各国との連携など有意義な話し合いをしてほしいですね。

減税政策

経済面で注目されているのがガソリン減税などの減税政策で、いわゆる年収の壁の引き上げや給付付き税額控除なども注目されています。

 

こういった政策は厄介なインフレの問題を引き起こす可能性がありますが、国民の負担を減らす事で消費に回る金額を増やし景気の回復を優先する可能性もあります。

 

これまでの首相は財務省の意見に良く従っていたので減税政策の期待はできませんでしたが、高市氏は後ろ盾が比較的少ない分大胆な選択をする事にも期待できます。

中国への対応

中国では高市氏が保守強硬派と見られていて警戒されているので、これまでの石破総理・岩谷外務大臣コンビ時代と比べて慎重に動く事が考えられます。

 

特に国家秘密法(スパイ防止法)や外国人の犯罪に対する罰則が強化されれば犯罪の抑止になるので、日本の治安を守る事も期待できます。

 

場合によっては台湾に対する圧力を掛かりにくくなれば結果的に台湾有事の発生を防ぐ事もできるかもしれないので、中国との向き合い方にも注目したいですね。

まとめ

高市氏は前政権が上手く行えなかった米国との交渉を前進させ、減税政策にも一定の期待が持てます。

 

また中国は高市氏をかなり警戒している様なのでいくつかの計画を潰したり、日本の治安を改善する効果がでそうですね。