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ガソリン不足の産油国

ウクライナ軍はロシアの軍事目標のほか石油精製施設への攻撃を続けていて、ついにロシアの一部の地域でガソリンが不足するという状況まできました。

 

今回はウクライナの攻撃が成果をあげてきた要因と今後の展開について考えていきます。

新兵器

ウクライナが力を入れている自国製兵器のうち、石油精製施設への攻撃にはパリャヌィツャミサイルドローン(通称:ロケットドローン)が多く使われました。

 

このドローンは最近スペックが公表され射程が650kmとやや短いものの、時速900kmと非常に速い事が判明し目標に達するまでに撃墜されるケースが少なかったと思われます。

 

また最近注目されているのが新型の巡航ミサイルのフラミンゴで、こちらは射程が3000kmと長く主要な施設を殆ど狙えるので量産体制が整えば作戦の幅が広がります。

ロシアのガソリン事情

ロシアでガソリン不足が起こっているのはニュースでも伝えられていますが、実際に危機に陥っているのはクリミアなどの占領地や極東サハリンなど地方だけで大多数の都市ではほぼ問題が起こっていません。

 

ただ夏の間はガソリンの輸出を禁止する措置が取られ、今後もすぐに精製能力が復旧しなければ長期的にロシアの貴重な収入源の1つが断たれる可能性があります。

 

またクレムリンは地方の窮状は無視できても都市部の住民は切り捨てられないので、モスクワやサンクトペテルブルクでガソリン不足になればウクライナへの侵攻計画自体を取りやめる可能性もあります。

今後の展開

この戦争では泥濘期や厳寒期は車両が使いにくくなったり陣地構築が難しくなるため、攻勢をかけるのは難しくなり互いに長距離攻撃で後方を叩く戦術にきりかえます。

 

ロシアから見ると夏の時点で精製能力が落ちているのに残された施設も攻撃を受けると大きな打撃になるため、場合によっては防空システムを精製施設の近くに配置する必要が出てきます。

 

またロシアの冬は厳しくエネルギー需要が高まりますが、ウクライナと違って周りに支援してくれる国は少なく一度危機に陥れば回復は困難になりそうです。

まとめ

ウクライナのこれまでの攻撃によりロシアの防空は弱体化しつつあり、複数の石油精製施設が操業を停止した結果ガソリン不足に陥る地域がでてきました。

 

今後はフラミンゴなど長射程の自国製兵器も使える様になり、より後方の地域も叩く事でロシアの戦争意欲を削ぐ事ができそうですね。