ネコート式のんびり長期投資

のんびりと高配当株に長期投資していきます

習近平氏退陣後の中国について考える

最近米国のメディアを中心に習近平国家主席の健康悪化や権力闘争が激化しているという記事が目立ち、その根拠として習氏がBRICs首脳会談に欠席したり習近平派の人物が軍の要職から外れるといったものがあります。

 

また現状政権維持に支障がなかったとしても習氏は72歳の高齢という事もあり、次の中国のトップの座を巡り水面下での戦いは激しさを増していきそうです。

 

今回は数ヶ月か数年後の未来に習氏が退陣した際、次の国家主席が向き合うべき課題について考えていきます。

不動産市場の再建

習氏の経済政策の中で1番大きな失策が不動産バブルを生み出した上それを穏便に処理できなかった事で、現在でも建設途中で放置された建物が集まった都市(鬼城)などが問題になっています。

 

これを解決するには収益や人の居住が見込める場所に建物を建てるというごく当たり前の事を徹底する必要があり、GDPの数字を伸ばすためにマンションを乱立するのは辞めるべきでしょう。

 

また巨大な不動産会社も大きな損失を抱えているので、1番被害が少なくなるように会社を潰したり公金を大量に投入するなど大規模な改革を行う必要があります。

過剰在庫の問題

中国の製造業では電気自動車や鉄鋼など在庫を過剰に抱えている分野があり、保管料が嵩むほか外国からダンピングの疑いをかけられるなど問題になっています。

 

問題解決には製造業の考え方を見直して品質を高める考え方を重視し、上の不動産市場と同じ様に需要に見合っただけ生産する事が重要になります。

 

そのためには中国特有の手抜き作業を見直して不良品の発生を抑える必要があり、丁寧に仕事をするという考え方を身につける必要がありそうですね。

台湾関連

習氏は少なくとも国内向けには台湾を取り込む事を重視していますが、政権移譲直後には軍人や政府関係者の信頼を得られていない事から軍事侵攻の様な重大な決断を行えないと思います。

 

まずは習氏が残した不動産バブルの後処理と経済を回復する事に集中し、進行前に世論を操作して国民の戦争支持を上げる必要がありこれは1年や2年で完了するものではないと個人的に考えています。

 

また次の国家主席が平和的な考え方を持った人物だった場合、台湾の人々が安心するだけでなく日本の防衛費も縮小する事ができ、より重要な所に予算をかける事ができそうですね。

まとめ

習氏は表向きには健康上の問題が指摘されているので、本来の任期よりも短い期間で退陣する可能性があります。

 

次の国家主席は不動産バブルの後処理などかなり難易度の高い経済政策を行う必要があり、台湾への侵攻も考え直す必要が出てくるかもしれませんね。