今回は食品向けの缶を製造するホッカンホールディングスについて調べてきました。
企業の概要
ホッカンホールディングスは1921年創業の日本で初めて缶詰を生み出した製缶メーカーで、食品向けの缶やペットボトルを中心に美術缶なども製造しています。
大きな強みがグループ全体で飲料製品を1から製造する事ができる点で、北海製罐が容器を設計・開発し、オーエスマシナリーが金型を作り、日本キャンパックが飲料の開発と充填を行うといった具合で行い、品質を保ちつつスピード感のある飲料の開発を行います。
また海外事業では人口増加の見込まれるマレーシアやインドネシアといった東南アジアに進出していて、日本品質の製缶・充填技術を提供する事で信頼を勝ち取り存在感を示しています。
株価・配当・優待について
株価:1,676円
配当金:66円
配当利回り:3.94%
配当性向:35.1%
株主優待
自社グループ製品詰め合わせ(缶詰・菓子など)
3,000円相当:100株以上
6,000円相当:1,000株以上
8,000円相当:2,000株以上
各種指標について
ROA:2.1%
ROE:4.6%
自己資本比率:44.7%
※ROEは2年前の2023年はマイナスでした。
まとめ
ホッカンホールディングスは100年以上に渡り製缶事業を続けている会社で、グループ全体で容器や飲料の開発から充填までを行えます。
高配当株として見ると高配当&低配当性向に加え安定感のある配当推移が魅力的ですが、2023年にはROEがマイナスになり現在でも少し低い点には注意したいですね。