去年から米の価格が上昇し続け、銘柄によっては2倍程度の水準になっているので家計に大きな負担になっています。
そんな中、米を優待として提供している株は内容を変えていない事も多いので、相対的に優待の価値は上がっています。
今回は米が貰える優待株の中で指標的に優秀な銘柄を紹介します。
高松グループ【1762】
最初はゼネコン準大手で高配当株としても優秀な高松グループで、優待の魅力は新潟県南魚沼産コシヒカリの新米が5kgも貰える点で米優待として最高峰の銘柄と言えます。
株価:2,730円
配当:82円
配当利回り:3.00%
配当性向:31.2%
ROA:3.4%
ROE:6.9%
自己資本比率:49.9%
優待内容
※1年以上の継続保有が必要
※500株以上を5年以上保有すると10kgに変更
エイジス【4659】
次は棚卸代行サービスを行うエイジスで、自己資本比率の高さと優待がなくても十分な程配当を出しているのが魅力的です。
株価:2,369円
配当:85円
配当利回り:3.59%
配当性向:37.5%
ROA:6.7%
ROE:8.0%
自己資本比率:83.6%
優待内容:
1お米券
3kg相当:100株以上
5kg相当:1,000株以上
10kg相当:10,000株以上
システムインテグレータ【3826】
最後はECサイト構築ソフトウェアなどを扱うシステムインテグレータで、株価が低いので他の優待株を買うついでに買うという戦略が立てやすくなっています。
株価:368円
配当:10円
配当利回り:2.72%
配当性向:13.9%
ROA:20.0%
ROE:25.5%
自己資本比率:78.2%
優待内容
①1kg:200株
②2kg:1,000株
③5kg:4,000株
④10kg:16,000株
※いずれも6ヶ月以上の継続保有が必要
その他の銘柄
以下にその他の優待株を簡単にまとめておきます。
なお()内は優待を受け取るための最低金額です。
①NITTOH【1738】(520,000円)
②木徳神糧【2700】(657,000円)
③ソルクシーズ【4284】(345,000円)
④ユニオンツール【6278】(449,500円)
⑤テクノメディア【6678】(175,900円)
⑥CKサンエツ【5757】(385,000円)
まとめ
米が高騰している世の中では優待の価値は高まるので、安定して優待を出してくれそうな株を探しておくと良いかもしれません。
また優待が貰える最低限の保有数に抑えると効率がよくなる上優待廃止という不安要素はあるので、色々な銘柄を少しずつ買うと良いかもしれないですね。