最近では優待を取りやめる企業が増えている風潮がありますが、新たに優待を始める事で個人投資家の注目を集める企業も多くあります。
今回は2024年11月以降に優待を新設した企業の中から、指標がよく長く優待を続けてくれそうな企業を紹介していきます。
①ヤマト【1967】
最初は空調工事など管工事に強いヤマトで、道の駅「まえばし赤城」で扱っている地元の特産品を優待品として手に入れる事ができます。
優待情報
①道の駅で扱っている特産品
②赤城の湯で使える入浴券
100株以上:①3,000円分相当または②5枚
1,000株以上:①5,000円分相当または②10枚
※通常は1年以上保有しないと優待は発生しませんが、25年3月分に限り保有期間は問われません。
指標情報
株価:1,382円
配当金:35円
配当利回り:2.53%
配当性向:46%
ROA:2.8%
ROE:3.9%
自己資本比率:71.3%
リベロ【9245】
リベロは新生活に必要な手続きを支援するサービスを展開する会社で、優待はまとまった額のQUOカードとなっています。
優待情報
200株以上:10,000円分のQUOカード
指標情報
株価:1,607円
配当金:30円
配当利回り:1.87%
配当性向:47.7%
ROA:1.7%
ROE:4.5%
自己資本比率:37.8%
GII【4171】
最後のGII(グローバルインフォメーション)は世界の市場調査会社が発行するレポートを販売する会社で、こちらも優待はQUOカードですが、どちらかというと配当がメインの高配当株となっています。
優待情報
200株以上:2,000円相当のQUOカード
指標情報
株価:1,380円
配当金:60円
配当利回り:4.35%
配当性向:40%
まとめ
優待は海外の投資家に受けが悪く逆風が吹く環境ですが、逆に企業側から見ると優待を出す事で注目を集める事ができそうです。
個人的には配当もある程度出してくれる企業の方が優待廃止後のダメージが少なくなるので、そういった企業を特に注目したいですね。