今回は自動包装機械に強みを持つゼネラルパッカーについて調べてきました。
企業の概要
ゼネラルパッカーは食料品や医薬品などを入れておく袋を作る機械を製造する会社で、鰹節の様に扱いが難しい商品にも対応しています。
医療現場で使われる特徴的な商品の1つが「ダブル輸液バッグ」と呼ばれる混合すべき液体を別々にパックしておき施術の直前に押さえつけるだけで混合する商品で、輸液の分量を間違えると言った人為的なミスをなくせる上医療従事者の負担軽減に貢献しています。
またこの会社は袋に不活性ガスを充填する技術にも優れ、例えば高級ペットフードの袋の酸素濃度を下げる事により食品の変色を抑え品質の低下を抑える事ができます。
株価・配当について
株価:2,791円
配当金:110円( 2012年から減配なし)
配当利回り:3.94%
配当性向:24.4%
まとめ
ゼネラルパッカーは扱いの難しい鰹節や品質の信頼性が求められる医薬品まで、様々な商品に対応した包装装置を製造する会社です。
高配当株として見ると高配当&低配当性向に加え利益率と配当推移も素晴らしい水準ですが、自己株控除後の株式数が約176万株しかなく流動性が低い点には注意したいですね。