投資の情報を集める際様々なメディアや媒体が考えられますが、SNSを使えば多くの情報を簡単に得る事ができます。
ただSNSには特有のデメリットがあるので、今回はいくつかの問題点について書いていきます。
①偏ったバイアスがかかる
SNSで投資の情報を集めだすと関連した情報が表示されやすくなったり、自分と似たような意見を持つ投稿やコメントが目に入ります。
1つの投資先について肯定の意見ばかりを見ていると、メリットだけでなく発生しうるリスクが見えなくなるので、しっかりとデメリットについても抑えておきましょう。
②情報の真偽が分かりにくい
投資の専門家が出している書籍と違い、素人や投資のプロが入り乱れているSNS上では、誤った情報が発信されたり時には拡散される事もあります。
ある程度知識のある分野であれば嘘と分かるかもしれませんが、誤情報でも周りに肯定の意見が多くあると流されるので注意が必要です。
③売買のタイミングが図りにくい
多くの投資では投資商品を買う際に利益を確定させるポイントと損切りラインを設定しますが、情報の発信者はそういった所については触れない事が多いので、自分で設定する必要があります。
ただ、発信者と自身の投資の目的が完全に一致している事はないので、発信者と売買のタイミングが違っても盲信せず自分の投資の目的が達成できるような選択をしましょう。
まとめ
SNSの発達により手軽に情報を手に入れられるようになった今、情報の取捨選択は重要です。
情報の速さがネットの良い所ですが、基本的には紙媒体から得られる情報で学び誤情報に惑わされないようにしたいですね。