ネコート式のんびり長期投資

のんびりと高配当株に長期投資していきます

キャピタルゲインが狙える高配当株の特徴

高配当株で利益を上げるには一度買った株を保有し続け、時には配当を再投資するが一般的です。


しかし、多くの日本株は右肩上がりの株価成長が期待できないので、ある程度保有した後利鞘を取りに行った方が結果的に利益に繋がることも珍しくありません。


そこで今回はインカムゲインキャピタルゲインの両方を狙える高配当株の特徴について紹介しています。

特徴①景気敏感セクターの高配当株

原油や化学や半導体等の業種は収益率が高く、普段から配当をたくさん出してくれるので高配当株のなかでも人気があります。


しかし社会情勢や景気、金利や為替に問題が起こると、大きな打撃を受け株価が大幅に落ちたり、減配を行ったりする事があります。


そこで目標の利益を決めておき、数年分の配当と売却益で満足して手仕舞いするのも有力な選択肢になります。

特徴②出来高が少ない高配当株

高配当を出す会社は成熟した大企業が多く、発行済み株式や出来高が大きく値動きが相対的に小さくなりやすいので、長期保有に向いています。

 

一方で、発行済み株式が少ない高配当株も存在し、日々の値動きが激しいものについては大きなキャピタルゲインが狙えます。

 

当然短期投資の側面が強くなるので、こういった高配当株を買う場合は、日々の値動きを注視し場合によっては損切りの判断が迫られます。

特徴③株価が落ち切った高配当株

これはかなり投資のタイミングと読みが必要になる手法ですが、会社に落ち度がなく社会情勢や景気の影響で株価が落ち込んだ銘柄を仕込めれば通常の高配当株投資では考えられないリターンを得られる場合があります。

 

ただし、高配当株の中には割安さを示す指数が下げ止まっている万年割安株や、株価が落ち切った事で一時的に高配当株に見える銘柄など罠が多いので、十分に注意が必要です。

まとめ

日本で高配当株投資を行う場合VYM等の優秀なETFをメインに据えつつ、お好みで日本の優良な大企業で固める長期投資が定石です。

 

ただ、日本株は右肩上がりの銘柄が少ないので、売却タイミングを図り利鞘を稼ぎにいくのも良い選択肢になります。

 

どんな投資でも最初に決めた投資方針を崩さずに完遂したいですね。