JTやオリックスなど有名な優待銘柄が続々と優待を廃止していることが界隈で話題になっていますが、今後も市場区分見直しや株主還元を平等にするという観点から優待廃止銘柄の増加が予想されます。
そこで今回は優待を廃止した株を持ち続けるか売るかの基準について考えていきます。
特徴①業績が悪い(見込めない)株
優待廃止の要因が業績の悪さによる場合は余程の理由がない場合は売った方が良いでしょう。
ただし、株主平等の観点から優待を廃止し海外からの投資を呼び込む等前向きな方針なら持ち続ける選択肢もあり得ます。
特徴②元の優待利回りが高い銘柄
いわゆる優待銘柄と呼ばれる銘柄の中には、リターンの殆どが優待で占められている場合があり、こういう銘柄の優待が廃止された場合は即刻撤退が重要になります。
配当銘柄の無配や低成長のグロース株など、どんな投資手法にも使えない銘柄は一定数存在しているので、できれば致命傷になる前に撤退したいですね。
特徴③優待廃止後に増配しない銘柄
優待を廃止した会社の中には増配を行う会社があり、思わぬ形で高配当株が生まれる事があります。
しかし優待を廃止した後、増配がないと長期で持つ魅力がかなり減ってしまうので他の銘柄に切り替えるべきだと思います。
まとめ
私も優待株をいくつか持っていますが、優待株をはじめ個別株は長期目線で見ても手放すべきタイミングがあります。
ですので、最初に決めたシナリオ通りに運用できているか定期的にチェックしていき決断良く動いていきたいですね。