ネコート式のんびり長期投資

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ブラック企業にいると失うものついて考える

職業の選択は人生の方向性を左右する非常に大きな選択になりますが、いわゆるブラック企業に就職すると人として大切なものを失ってしまいます。

 

そこで今回は、ブラック企業の特徴とブラック企業をすぐに辞めるべき理由について書いていきます。

ブラック企業の定義

この記事で言うブラック企業は「薄給」「長時間労働」「激務」の3拍子揃った企業の事を言います。

 

イメージとしては、時給が最低賃金を割り、みなし残業や休日出勤が横行し、「夢」や「やりがい」といった言葉が溢れる職場を想像してください。

 

ただし、薄給でもゆとりを持って仕事ができたり、逆に激務でも給料が多くスキルや経験が身につく企業はブラック企業とは言いません。

失うもの①時間

長時間労働をするということは朝は早く出勤し、帰宅は深夜帯になるので、最低限の家事をするだけで睡眠時間が削られる程追い込まれます。

 

また休日出勤や職場のイベントへの出席を迫られる場合があるので、交友関係の悪化や趣味や勉強に使う時間の消滅に繋がります。

 

こういった生活が長くなると、次第に自分の時間を全て会社に捧げるようになり、自分の人生を生きられない体になります。

失うもの②健康

激務によるストレスとストレス解消のための酒、短い睡眠時間、栄養の偏った食事の相乗効果で健康は日に日に害されます。

 

この生活が続くと生活習慣病や精神面の病気になりやすくなり、最悪の場合死に直結する様な重大な疾患に罹ったり、寿命が大きく削られる可能性があります。

失うもの③情報

ブラック企業に長い間留まると、周りの人間関係が固定されるので入ってくる情報が偏ったものになりがちです。

 

例えば、「他の会社も待遇は変わらない」とか「最低でも3年は勤めないと転職はできない」といった間違った価値観・常識を刷り込まれ、少しずつ世間の常識からずれた思考に洗脳されていきます。

ブラック企業から抜け出すタイミング

薄給・長時間労働・激務の三拍子揃ったブラック企業からはすぐに抜け出す必要がありますが、転職までにある程度の備えが必要です。

 

失業手当には2〜3ヶ月の給付制限があるので、その期間を乗り切れるだけの貯金、そして転職するために専用のサイトやアドバイザーへの面談を隙を見て行う事が大切です。

 

そして今度は、「給料」「労働時間」「労働強度」のうち妥協できる点と譲れない点を明確にして転職を行いましょう。

まとめ

ブラック企業にいるメリットはなく、自分らしい生き方をするために直ぐに抜け出す準備をするべきです。

 

自由な時間や充分な給料、そして良好な人間関係があれば将来のライフプランや資産形成について真剣に考える事ができるでしょう。