経団連会長やトヨタの社長など、経済界の重鎮が揃って終身雇用の見直しについて言及するなど、日本の労働環境は1つの転機を迎えてきます。
こういう社会では、これまでの働き方を踏襲するのではなく1人1人が自分の働き方を考える必要があります。
そこで今回は働き方の多様化と定年の考え方について考えていきます。
終身雇用の崩壊
これまでの日本の会社員は、年功序列で昇級し定年まで勤め上げた後は、年金と退職金の取り崩しで生活するのが普通でした。
しかし、昔のやり方を継承するより新しい技術を学び続ける必要がある現在では、高齢社員を維持するのは難しく上場企業でも希望退職やリストラを行う企業が出てきました。
働き方の多様化
終身雇用が崩壊した社会では、転職市場が活性化されるので転職が当たり前になり、ジョブ型雇用やネットを使った事業など様々な選択肢のうちから自分に合った働き方を選ぶ必要があります。
普通の会社員以外の働き方は雇用の不安定さ等のリスクはありますが、自分の能力を生かす事で収入の増加を達成したり節税の機会が増えるなどリスクを取った分リターンを得られる場合があります。
安定をとるかリスクを取るか人によりますが、生涯会社員として働ける人は徐々に少なくなるのは間違いありません。
まとめ
終身雇用の崩壊の流れは今後も続き、1人1人が自分の働き方を見つめ直す時代に来ています。
いい会社に入るのがゴールでなくその先も見据えていきたいですね。