今回は悪い浪費の代名詞とも言えるギャンブルについて考えていきます。
還元率について
ギャンブルが悪質だと考える理由の1つが還元率が非常に悪い事にあります。
還元率とは多くの回数遊んだ時、平均して1回に得られる利益率を表した数字の事で、代表的なギャンブルの還元率は以下の様になります。
上の表で1番割に合わないのは宝くじで、例えば宝くじを10,000円分買うと約4,500円しか戻ってきません。
つまり、最初に勝負に勝っても何回も繰り返すうちに次第に資金を目減りさせるため、常に勝ち続ける強運の持ち主以外は時間と金を消耗するだけの結果になります。
投資の還元率
一方で株式やFXは1回の取引で証券会社に払う手数料は取引額と比べて非常に小さいので、ボッタクリの投資信託など例外を除けば還元率は99%以上になります。
投資がベストの選択と断言はしませんが、資金を増やす目的ならば胴元に取られる金をできるだけ減らすのは大切な考え方です。
まとめ
お金を浪費に使う時に大切な考えは、消費か浪費か投資か目的をはっきりさせる事で、お金を必要以上に減らしたりストレスを抱えるのは本末転倒です。
宝くじで夢を買ったり、競走馬の躍動する姿を見るのが趣味の方は良いですが、自分の心を潤す様な浪費をしていきたいものです。