今回は京王電鉄を積み立てる実験をしました。
実験のルール
- 実験期間は1990年から2019年
- 毎年、年の初めに100万円+配当金を京王電鉄に投資する
- 税金その他の手数料は考慮しない
実験の結果
結果的に京王電鉄株11000と現金約58万円が得られました。
2019年初めの京王電鉄株価は6,320円なので、時価総額は7,011万円になります。
この数字は、日経平均に連動するインデックスに投資した時と変わらないものになるので、リスクに見合わない結果になりました。
数字が伸びない原因は京王電鉄が悪い訳ではなく、積み立て時期が悪かったことにあります。
上のグラフから京王電鉄の株価が1000円を切っているのは1980年〜1985年の5年間だけで、今回の実験の開始時期はかなり割高な所から始めている事が分かります。
もし割安だった1980年からの5年間に株を買っていた場合約7,000株を積み立てる事ができるので、配当を考えなくても最終的な利益を4000万円以上押し上げる事ができます。
しかし、当時の株価が高いか安いかは後にならないと分からないので、長期間市場に居続ける事で積み立て期間を長くする事が何より大切ですね。