ネコート式のんびり長期投資

のんびりと高配当株に長期投資していきます

2023-04-01から1ヶ月間の記事一覧

日本の割安株の異常な多さについて考える

割安な銘柄を探すときにPBRという割安さを測る指標がよく用いられますが、日本株の場合PBRが1未満の企業が異常に多すぎたために今年に入って東証が改善要求をする場面もありました。 PBRの大小だけで企業の価値が決まるわけではありませんが、今回は日本企業…

個人的に気になる株「平安レイサービス」

今回は冠婚葬祭サービス大手の平安レイサービスについて調べてきました。 企業の概要について 平安レイサービスは神奈川県を中心に葬儀場、結婚式場、介護施設を展開する会社で、葬儀に最も力を入れています。 事業内容で特徴的なのは価格体系で、祭壇や飾り…

保有銘柄について(2023年4月28日)

現在の保有銘柄です。 4月の東京都区部の消費者物価指数は、生鮮食品を除く総合で前年同期比+3.5%の104.8になりました。 今年の1月と比べて物価上昇率は下がり出していますが、政府のエネルギー価格緩和対策事業が適用されても加工食品等が値上がりしている…

保有銘柄について(2023年4月27日)

現在の保有銘柄です。 政府は新型コロナウィルスの感染症法の位置付けを5月8日に5類に移すことを正式に決定しました。 これにより濃厚接触者の待機期間はなくなり感染対策は個人や企業の判断に委ねられるようになるため、経済に与える影響は限定的になりそう…

保有銘柄について(2023年4月26日)

現在の保有銘柄です。 厚生労働省の研究機関である人口問題研究所は2070年までの人口推計を発表し、このままのペースでいくと2070年の日本の人口は約8700万人になると推計しました。 合計特殊出生率は年々低下し、一昔前に比べ子どもを持たないという考え方…

保有銘柄について(2023年4月25日)

現在の保有銘柄です。 日銀が発表した2023年3月の企業向けサービス価格指数(速報)は前年同月比+1.6%上昇した108.3となり、2000年5月以来の高水準に達しました。 この指数は企業間で取引されるサービスの価格変動を測定するもので、今回は宿泊サービスが前同…

保有銘柄について(2023年4月24日)

現在の保有銘柄です。 日銀の植田総裁は今年の下旬には物価上昇率が2%を下回るという見方を示し、これに沿って金融緩和を継続する姿勢を示しました。 今週は27、28日に植田総裁に代わってから初めてとなる金融政策決定会合が開催され、一部ではサプライズが…

日本の重要な経済指標について

期間の長短に関係なく投資を行う上で様々な経済指標が役に立ちますが、日本で公表される指標の殆どは海外で注目される事が少なく、米国など海外の指標の方が株価に影響を与える場合が大きい場合が多いです。 ただ、日本の機関が発表する指標の中にも海外の投…

個人的に気になる株「神島化学工業」

今回は不燃内外装建材に強みを持つ神島(こうのしま)化学工業について調べてきました。 企業の概要 神島化学工業は窯業系建材の製造を得意にしていて、一般住宅だけでなく商業施設や病院、学校など幅広い建物で利用されています。 また化成品事業にも強く、他…

保有銘柄について(2023年4月21日)

現在の保有銘柄です。 総務省が発表した3月の消費者物価指数は生鮮食品を除く総合指数が104.1と、前年同期比+3.1%となりました。 3.1%という数字自体高いですが、エネルギー価格抑制政策や全国旅行支援等の政策がなければ同指数の前年同期比伸び率は4%以上…

保有銘柄について(2023年4月20日)

現在の保有銘柄です。 日銀が公表した4月の地域経済報告(さくらレポート)によると、全国9地域の景気判断について東海地方のみ引き上げ、東北地方のみ引き下げ、残りの7地域は据え置きました。 未だ苦しんでいる地域はあるものの、コロナ禍で苦しんでいた飲食…

保有銘柄について(2023年4月19日)

現在の保有銘柄です。 東京商工リサーチによると、全国の企業の66.5%で正社員が足りず人手不足の状態にある事がわかりました。 業種別では観光バスやタクシーのようなドライバーが90.9%の会社で正社員が不足していて、次いで道路貨物運送業の88.18%の会社で…

保有銘柄について(2023年4月18日)

現在の保有銘柄です。 不動産経済研究所の発表によると、3月の首都圏の新築マンション1戸の平均価格は1億4360万円となり、前年同月比で2.2倍に上昇しました。 3月は港区で超高級マンションが販売された事で平均を押し上げたようですが、23区の再開発マンショ…

保有銘柄について(2023年4月17日)

現在の保有銘柄です。 経済産業省は働きながら家族を介護する方(ビジネスケアラー)について、労働生産性の低下による経済損失が令和12年に9兆円に達するとの試算を公表しました。 現在では高齢者施設や介護支援、家事代行のサービスが充実してきましたが、各…

現実の市場が効率的でない理由

市場の仮説の1つに効率的市場仮説というものがあり、市場平均を上回る投資成績を出す難しさを説明する時によく用いられます。 この市場は理論の上でのみ存在しているのですが、何が実際の市場は何が違うか考えていきましょう。 効率的市場仮説とは 企業が発…

個人的に気になる株「タムロン」

今回はカメラレンズメーカーのタムロンについて調べてきました。 企業の概要 タムロンは70年以上にわたりカメラレンズを製造してきた会社で、一眼レフやミラーレス用、監視カメラ等に使われるレンズも製造しています。 製品の特徴としては一眼レフを中心に小…

保有銘柄について(2023年4月14日)

現在の保有銘柄です。 政府はカジノを含む統合型リゾートについて、2029年の開業を目指す大阪府の整備計画を認定しました。 カジノについてはギャンブル依存や治安の悪化が心配される側面もありますが、富裕層を含む海外の観光客を呼び込む事ができれば地域…

保有銘柄について(2023年4月13日)

現在の保有銘柄です。 米国の3月の消費者物価指数は前年同月比+5.0%の上昇に留まり、2021年9月以来の低い水準になりました。 利上げ等の効果もあり去年の中頃には8%程度あった物価上昇率が毎月順調に下がっていますが、先進国の場合適正なインフレ率は2%程…

保有銘柄について(2023年4月12日)

現在の保有銘柄です。 日銀が発表した2022年の国内企業物価指数は前年度比で9.3%上昇し、過去最高の伸び率となりました。 この数字自体も苦しいですが、消費者物価指数は4%を下回る水準になっている事を考えると、多くの企業が製品やサービスに十分な価格転…

保有銘柄について(2023年4月11日)

現在の保有銘柄です。 著名な投資家のウォーレン・バフェット氏は日経新聞のインタビューに対し、日本株の追加投資を検討する発言をしました。 同氏の発言や行動は下手な経済指標より注目度が高く、以前日本の商社株を買いつけると発言した際は世界中で日本…

保有銘柄について(2023年4月10日)

現在の保有銘柄です。 内閣府が発表した3月の景気ウオッチャー調査によると、景気の現状判断DIは前月比+1.3ポイントの53.3となりました。 景気ウオッチャー調査は小売業店員やタクシー運転手など景気に敏感な職業に就く方約2000人にインタビューして集計・…

楽天証券をサブ口座として開設するメリット

SBI証券をメイン口座として使っている私ですが、最近楽天証券を開設したところ意外と使い道があったので、今回は楽天証券をサブ口座として開設するメリットを話していきます。 ①日経テレコンが無料で読める 私が楽天証券を開設した動機の9割がこの日経テレコ…

個人的に気になる株「三洋工業」

今回は、アルミニウム合金製の建材に強みを持つ三洋工業について調べてきました。 企業の概要 三洋工業は建築資材を扱う会社で、建物の壁や屋根、床向けの耐震性や吸音性に優れた素材を提供しています。 一般的な住宅向けもありますが、学校の体育館のような…

保有銘柄について(2023年4月7日)

現在の保有銘柄です。 内閣府が発表した景気動向指数は、景気の現状を表す一致指数が前月比+2.8ポイント上昇した99.2となり6ヶ月ぶりに上昇に転じました。 内訳を見ると鉱工業用生産財と耐久消費財の指数が伸びていて、工業製品の生産・輸出が盛り返してき…

保有銘柄について(2023年4月6日)

現在の保有銘柄です。 経済産業省は2022年のキャッシュレス決済額が約111兆円と前年比で約16兆円増加したと発表しました。 日本は現金決済の比率が高い国として知られていますが、2022年はキャッシュレス決済が全体の約36%と全体の3分の1を上回ってきたので…

保有銘柄について(2023年4月5日)

現在の保有銘柄です。 厚生労働省は最低賃金の目安となるランク制度について、現行の4段階から3段階に減らす方針を示しました。 現行の制度では各都道府県の最低賃金はA〜Dの4段階あり、最低賃金が低いCやD区分の最低賃金を引き上げ現在のランクBの割合を増…

保有銘柄について(2023年4月4日)

現在の保有銘柄です。 明日から中国からの渡航者に対する新型コロナの水際対策が緩和され、ワクチンの3回接種を条件に出国前の陰性証明が必要なくなります。 感染症法上の5類に分類される5月8日以降も咳や発熱の症状のある方へのゲノム解析は行うようですが…

保有銘柄について(2023年4月3日)

現在の保有銘柄です。 日銀が発表した3月の全国企業短期経済観測調査(短観)によると、大企業製造業の景況感を表す業況判断指数(DI)は+1と前回調査から6ポイント悪化しました。 同指数は景気が「良い」と答えた企業の数から景気が「悪い」と答えた企業の数を…

保有株に思い入れを持ちすぎない方が良い理由

長く同じ銘柄を保有していると企業の成功や挫折の情報が目に入り、自然と思い入れが出てくる事もあるかと思います。 この思い入れが長期で株を保有するモチベーションになりメリットになる場合もありますが、誤った判断により大きな損失に繋がる場合もありま…

個人的に気になる株「ホシデン」

今回は電子部品大手のホシデンについて調べてきました。 企業の概要 ホシデンはコネクタやスイッチといった電子部品を主に手掛けている会社で、電気機械器具や自動車、医療機器向けが主力です。 最大の取引先は任天堂で、ゲームハードの電子部品や組み立てを…